丸竹の次世代反毛技術が生む新たなリサイクル毛布
次世代の反毛技術の誕生
今回紹介するのは、丸竹コーポレーションが提供する次世代の反毛技術です。この技術は、廃棄された繊維製品を新たに”反毛”し、災害用備蓄毛布として生まれ変わらせることを可能にします。反毛とは、繊維を無数の針で引っ掻くことでバラバラにし、綿(わた)に戻す技術で、これにより再利用が実現します。
質の高い反毛製品
従来の反毛技術では、繊維が短くなるため、使用用途が限られていましたが、丸竹の技術ではその問題が解消されています。化学繊維、天然繊維、さらには混紡繊維まで、様々な素材が扱え、品質の劣化を最小限に抑えられています。これにより、新たなリサイクル繊維毛布が可能となり、その質はバージン繊維毛布とほぼ同等です。
温もりと安心を提供
新技術を活用した反毛は、これまでの5台の機械を必要とした工程を一台で行うことができるため、工程数が大幅に削減され、繊維の損傷を抑えることに成功しました。結果として得られる反毛綿は、従来のものに比べて細かく、さらに強度と風合いも向上しています。これにより、快適さを提供する毛布が実現するのです。
難燃性とオーダーメイド対応
日本防炎協会によって認定された難燃性をも備えており、お客様のニーズに合わせた色合いやサイズのオーダーメイドが可能です。期限切れや廃棄予定の毛布からのリサイクルも行い、その際にはラベルやヘムまで再利用することができます。さらに、抗菌性や洗濯耐性をアップさせるオプション加工にも対応しています。
万全なクリーニング体制
丸竹では、リサイクル前に自社工場でクリーニングを徹底しています。地球環境に優しい電解水衛生環境システムを使用し、洗浄と除菌のダブル効果で、使用後の気持ち良い触感を提供します。このクリーニングによって、安心して反毛毛布を使用することができます。
SDGsと環境への貢献
丸竹のリサイクル技術は、企業のSDGsやESGへの取り組みを支援します。不要な繊維を再生することで、廃棄物の排出削減やCO2の減少に寄与し、持続可能な社会の実現に向けた一歩となります。また、再生過程で化学薬品の使用を極力減らし、エネルギーの消費を抑えることも可能です。
災害時の安心感
特に災害時には、事業所における毛布の備蓄が重要視されています。東京都では「東京都帰宅困難者対策条例」に基づき、企業は3日分の備蓄を求められています。丸竹の技術を活用することで、産業廃棄物の費用を削減しながら、こうした災害対策を講じることができるのです。
商品情報
- - 品番: SBR-5500-1.3kg
- - 品名: サスティブブランケット(難燃)
- - 定価: 8,800円(税込)
- - サイズ: 140cm x 195cm
- - 重量: 1.3kg
- - 素材: 緯糸:モダクリル70%、再生反毛30%、経糸:ポリエステル100%
- - 色: ベージュ
- - 包装: アルミ真空パック
このように、丸竹の新しい反毛技術は、リサイクルだけでなく、環境にも優しい選択肢として、多くの企業や個人に利用されることを目指しています。皆様もこの新たなリサイクル毛布の導入をご検討してみてはいかがでしょうか。