ものづくりに特化したメディア「しゃかいか！」がグランプリ受賞

ものづくりウェブメディア「しゃかいか！」がグランプリ受賞の快挙

株式会社TAMと株式会社しゃかいかが共同運営する、ものづくり専門のウェブメディア「しゃかいか！」が、2024年度の「コンテンツマーケティング・グランプリ」で専門コンテンツ部門のグランプリを受賞しました。この受賞は、同メディアが持つ独自の視点や、ものづくりの現場を深く掘り下げている点が高く評価された結果です。

コンテンツマーケティング・グランプリとは

このグランプリは、日本の優れたコンテンツマーケティングを広めることを目的として創設されました。主催者は「Content Marketing Academy」及び「オウンドメディア勉強会」で、日本で唯一のコンテンツマーケティング専門の賞として知られています。企業や団体が運営するオウンドメディアは、編集力や企画力、運用体制などの多岐にわたり審査されます。

受賞した「しゃかいか！」の特徴

「しゃかいか！」は、ものづくりの現場を多様な角度から紹介することに特化したメディアであり、2023年には京都に新拠点を設立しました。これにより、読者との関係を深めることを戦略的な目標としており、この点が評価されました。特に「大人向けの社会科見学」というアプローチが、広い読者層を魅了しています。

審査員の評価

専門コンテンツ部門での受賞理由として、審査員たちは『しゃかいか！』の豊富なコンテンツやその制作過程に着目しました。コミュニティの推薦を受けてのエントリーであり、投票と審査員の厳しい評価をクリアしたことは、同メディアの品質の証です。読者参加型のコンテンツ作りを通じて、ものづくりの現場の魅力をしっかりと伝えている姿が印象的でした。

受賞コメント

「しゃかいか！」の代表である加藤洋氏は、受賞の喜びを語り、同メディアが成長できた背景には読者やコミュニティの存在があると述べました。メディアの立ち上げから現在までの道のりを振り返り、評価を受けたことを喜びながら、今後も社会に貢献できる情報発信を続ける意欲を示しました。売上に直結するものではないものの、同メディアが果たす役割を大切にしていくとの決意を表明しました。

TAMとしゃかいかの概要

運営を行う株式会社TAMは、約30年以上の歴史を持つデジタルエージェンシーで、制作からマーケティング、デジタルトランスフォーメーションまで多岐にわたるサービスを提供しています。一方、しゃかいかは2015年からスタートし、SNSを駆使したブランディングやコンテンツ制作支援を行っています。両社の協力により、ものづくりの魅力をより多くの人に伝えていくことが期待されています。

今後も「しゃかいか！」は、ものづくりの現場に関心を持つ多くの方々にとっての貴重な情報源であり続けることでしょう。社会とともに成長し、共感を得られる情報発信を続け、持続可能なブランドを構築していく姿勢には、多くの人々が注目しています。