ダイサンの会長、三浦基和が功績賞を受賞
2025年7月2日、厚生労働省において開催された「令和7年度安全衛生厚生労働大臣表彰」の伝達授与式で、株式会社ダイサンの代表取締役会長、三浦基和が功績賞を受賞しました。この賞は、長年にわたる労働安全衛生活動の推進及び安全衛生水準向上への貢献が認められた業界のリーダーに贈られます。
三浦基和の功績
三浦基和は、1975年にダイサンに入社以来、40年以上の経営経験を持ち、一般社団法人仮設工業会の理事としても活動してきました。彼の取り組みは、日本初のくさび緊結式足場「ビケ足場」や先行手すり「BX手すり」の開発に留まらず、安全衛生水準の向上へ広く貢献しています。
今後、三浦は第51期定時株主総会をもって会長職を退任しますが、彼の志は株式会社ダイサンに引き継がれ、建設業界の安全衛生水準向上に引き続き寄与していくことでしょう。
ダイサンの安全衛生への取り組み
当社では「人と現場を守り抜く」というパーパスのもと、日々の業務を通じて事故撲滅を目指します。以下にその代表的な取り組みを紹介します。
1. くさび緊結式足場「ビケ足場」
「ビケ足場」は、1980年に開発された日本初のくさび緊結式足場で、これにより従来の住宅用足場の問題点を解消しました。このシンプルな構造は、足場作業の安全性と作業性を大幅に向上させます。
2. 先行手すり「BX手すり」と手すり先行工法
ダイサンは多くの墜転落事故を防ぐための「BX手すり」を開発し、手すり先行工法「ビケ足場BX工法」を導入しました。この工法により、屋根上での作業をほとんど必要とせず、施工者の安全性が向上します。
3. 厚生労働省認定社内検定「ビケ足場施工」
「ビケ足場施工」は、足場業界で唯一厚生労働省に認定されている社内検定です。これにより、足場施工の品質向上と標準化が推進され、安全かつ高品質なサービスを提供しています。
まとめ
株式会社ダイサンは引き続き、安全衛生に関する高い志を持ち、業界の発展に貢献することを目指します。三浦基和会長の受賞を契機にさらなる飛躍が期待されるでしょう。これからも、建設業界の安全を守り続けるダイサンの活躍にご注目ください。
会社概要
- - 社名: 株式会社ダイサン
- - 所在地: 大阪府大阪市中央区南本町二丁目6番12号サンマリオンタワー3階
- - 代表取締役: 藤田 武敏
- - 設立: 1975年4月1日
- - 事業内容: くさび式足場の施工サービス、次世代足場「レボルト」のレンタル、建築金物や仮設機材の製造販売、デジタル事業など
- - HP: 株式会社ダイサン
- - デジタル事業部