テルミックが生んだ革新的な3D図面アプリでものづくりを進化させる。

テルミックの革新なる挑戦

愛知県に本社を置く株式会社テルミックは、ものづくりのエンターテイナーとしての地位を確立しつつあります。「ワクワクを創造する」をスローガンに、IT技術を駆使した革新的な製品開発を進めています。特に注目すべきは、社内向けに開発された3D図面アプリです。このアプリは、従来の図面をスマートフォンで撮影すると、3D画像がリアルタイムで表示されるというものです。これにより、営業スタッフと製造スタッフのコミュニケーションが格段に向上しました。

3D視覚化でコミュニケーションが変わる

この新しいアプリは、特に入社間もない従業員にとって大きな助けとなります。図面を見ただけでは理解が難しい場合でも、3D画像が画面に浮かび上がることで、部品の形状を一目で把握できます。また、その3D画像を上下左右に動かしたり回転させることもできるため、製造スタッフとの打ち合わせがスムーズに行えます。これまで、営業職においては図面の理解が求められたため、新人が知識を得るには時間を要するという課題がありましたが、このアプリの導入により、知識ゼロからでもすぐに形状確認が可能になりました。

発注業務の効率化も実現

さらに、テルミックは発注業務を自動化するシステムも導入し、業務の効率を大幅に向上させています。従来は、海外の協力企業への発注がメールで行われていましたが、今では新たな基幹システムを使い、「注文書を発行する」をクリックするだけで、発注書PDFが自動的に送信されます。このシステムにより、協力企業とのやりとりもスムーズになり、業務全体の効率化に寄与しています。

DX・生産性向上アワードを受賞

テルミックはこれらの取り組みが評価され、第一回NAGOYA DX・生産性向上アワード2024で「審査員特別賞」を受賞しました。このアワードは、愛知・岐阜・三重の中小企業を対象に優れた取り組みを表彰するものです。「攻めのDX」を実践する企業は少ない中、テルミックは守りと攻めの両方でDXを推進している姿勢が評価されました。この受賞を契機に、3ゼロアクション「紙ゼロ、ルーティンゼロ、残業ゼロ」を掲げた取り組みも一層加速するでしょう。

社外活動と社歌のご紹介

テルミックでは日々新たな挑戦を続けています。先日はオリジナルの新テーマソングも完成しました。これを社歌として広まり、社員同士の結束を強める役割も果たしています。また、自社制作のラジオ番組「テル★ラジ」では、週に一度、ものづくりに関する情報やスタッフの思いなどを共有しています。

ぜひテルミックの活動にご注目ください。公式SNSやYouTubeなどで最新情報を発信中なので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。