宇宙銅板アート『宙花』
2024-11-14 18:38:47

宇宙から帰還した銅板がアートに!隈研吾氏監修の『宙花』が日本橋で限定展示

宇宙の神秘を閉じ込めたアート作品『宙花(そらばな)』



宇宙空間で約3ヶ月間を過ごした銅板を用いた、息を呑むようなアート作品『宙花(そらばな)』が完成しました。このプロジェクトは、宇宙産業の総合サービスを提供するSpace BD株式会社が中心となり、新潟県燕市の鎚起銅器工房・玉川堂、世界的建築家・隈研吾氏率いる隈研吾建築都市設計事務所、そして和國商店がコラボレーションして実現したものです。

2023年3月に国際宇宙ステーション(ISS)へ送られた玉川堂の銅板4枚は、宇宙線や紫外線にさらされることで、地球上では得られない独特の変色を遂げました。その神秘的な変化を最大限に活かすため、隈研吾建築都市設計事務所がアート作品のデザイン監修を担当。宇宙空間で変色した銅板の質感や色合いを、繊細かつ大胆に表現した『宙花』は、見る角度によって表情を変える、まさに唯一無二の作品となっています。

隈研吾氏のデザインと、宇宙の神秘



隈研吾氏は、この作品について、「宇宙空間に被曝した板金4枚を使って、小さな宇宙を表現しました。あらゆる方向にパラパラと傾いた銅板が様々に反射し、宇宙で焼き付いた表面の色、素材の変化を楽しむことができます。」とコメントしています。

無重力空間を彷彿とさせる、不安定ながらも絶妙なバランスで配置された銅板。宇宙で刻まれた時間の痕跡は、見る者に宇宙の神秘と、日本の伝統技術の融合という、深い感動を与えてくれます。

日本橋での限定展示と、抽選販売



完成した『宙花』は、2024年11月18日から20日までの3日間、日本橋で開催される「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」内のSpace BDブースで限定展示されます。宇宙の神秘を間近で感じられる貴重な機会です。

さらに、2025年始には、東京・玉川高島屋でオリジナル福袋として、抽選販売される予定です。価格は2000万円(税込)と高額ですが、まさに宇宙で一つだけの特別なアート作品を入手できるチャンスです。応募方法は玉川高島屋にて後日発表されます。

各社のコメント



このプロジェクトには、各方面から多くのコメントが寄せられています。

玉川堂の玉川基行氏は、「宇宙で被曝した玉川堂の『銅』が、将来、どのように『時』を打つのか。未来への成長に想いを馳せることも、このプロジェクトの醍醐味です。」と、未来への期待を込めて語っています。

和國商店の内野友和氏は、「宇宙を旅し、新たな命を宿した銅板が、和國商店の“循環と伝承“の精神と結びつき、唯一無二の形に昇華しました。」と、伝統技術と宇宙という新しい要素の融合に喜びを表現しています。

Space BDの永崎将利社長は、「日本を代表するパートナーの皆様とのご縁に恵まれたことにより実現しました。心より感謝申し上げます。」と、関係各社への感謝とともに、宇宙産業の更なる発展への意欲を述べています。

宇宙と日本の伝統技術の奇跡のコラボレーション



『宙花』は、宇宙と日本の伝統技術、そして現代アートが見事に融合した、他に類を見ない作品です。その希少性と芸術性は、コレクターだけでなく、多くの人々の心を掴むことでしょう。日本橋での展示、そして抽選販売と、この機会をお見逃しなく。

※詳細はSpace BD株式会社のウェブサイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
Space BD株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階
電話番号
03-6264-7177

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