RoboSapiens、伸縮アクチュエータ/ロボット領域で5つ目の特許取得!安全性を向上させ、使いやすさを大幅にアップ
株式会社RoboSapiens(本社:東京都新宿区、代表取締役:長尾 俊)は、設立からわずか4年で、伸縮アクチュエータ/ロボット領域で5つ目の特許を取得しました。
今回の特許は、「突出型リニアアクチュエータ」に関するもので、従来のアクチュエータで課題であった安全面と設置のしにくさを改善した点が評価されました。
従来のアクチュエータは、巻尺テープを送り出すローラーやフレームが露出していたため、指などを挟んでしまう危険性や、他の機械部品への装着が困難といった問題がありました。
RoboSapiensは、今回の発明で、これらのローラーやフレームをケース内に収納することで、安全性の向上と設置のしやすさを実現しました。さらに、筐体をよりコンパクトにすることで、伸縮アクチュエータの取り扱いを容易にしました。
特許取得について、RoboSapiens代表取締役社長の長尾 俊氏は、「わずか4年で5つ目の特許を取得できたことは大変喜ばしいことです。巻尺機構は非常に危険なもので、制御も非常に難しいです。今回の発明により、当社製品のBambooShoot ActuatorとBambooBotの使い勝手が格段に向上しました」と述べています。
安全性と使いやすさを向上させた「BambooShoot Actuator」と「BambooBot」
今回特許を取得した機能は、RoboSapiensの製品「BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)」と「BambooBot(バンブーボット)」に既に導入されています。
「BambooShoot Actuator」は、コンパクトな筐体から大きな伸長が可能なアクチュエータです。金属テープを2枚重ね合わせて送り出したり収納したりすることで、4mの高さまで直立することが可能です。先端には様々なアタッチメントが装着可能で、風速・風量測定や、火災警報器点検、360度撮影など、様々な用途に対応できます。
「BambooBot」は、コンパクトな車体から高い位置に計測機器やカメラを持ち上げ、3次元のあらゆる位置での計測を可能にする自律移動ロボットです。先端にはカメラやセンサなど様々なアタッチメントが装着可能で、風速・風量測定や火災警報器点検などを行うことができます。
人とロボットの共生を目指すRoboSapiens
RoboSapiensは、「人とロボットの共生」により、人は自らのバリューを発揮できる領域に集中し、ロボットに任せられることはどんどん任せていけるような世界を実現することを目指しています。同社は、設立4周年で既に5つの特許を取得しており、その技術力と革新的な発想は、人とロボットの未来を大きく変える可能性を秘めています。
RoboSapiensの技術革新は、私たちの生活をより安全で効率的にするだけでなく、新しい可能性を切り開く力となるでしょう。