歴史を残す住まい
2023-12-22 10:00:03
奈良の古民家が新たな住まいに生まれ変わる「narrative house」始動
奈良の新たな住居プロジェクト「narrative house」
奈良県御所市で始まった新しい住居事業「narrative house」は、空き家問題を解決しながら歴史的な建物の再生を目指しています。当社は、古民家を活用することで日本の文化や歴史を守り、新たな価値を創造することを使命としています。
古民家の魅力を再発見
「narrative house」は、古民家の持つ物語を大事にしながら改修を行い、住居として利用しましょうという試みです。全国的に減少している古民家を守るためには、ただ保存するだけでなく、実際に人が住む場所として利用することが重要です。御所エリアでは、古民家を宿泊やレストランとして改修する取り組みも行われており、地域の文化を感じられる環境が整っています。
御所市の歴史的建物との連携
御所市と南都銀行は、「歴史的建造物活用に関する連携協定」を結び、古民家を活用したまちづくりを進めています。具体的には、2022年から「GOSE SENTO HOTEL」が始業し、廃銭湯を再生した分散型ホテルが地域の新たな名所となっています。歴史ある建物が観光客に愛される一方で、地元の人々もその利便性を享受しています。
「赤塚長屋」の魅力とは
今回は、築約100年の長屋を再生した「赤塚長屋」が注目されています。江戸時代から続く陣屋町で、歴史的な景観が今なお守られています。この長屋では、伝統的な住まいの魅力を引き出すよう、奥行きのある空間の工夫や、自然素材の使用が重視されました。
入居者には、近隣の「御所宝湯」のお風呂が自由に利用できる特典もあります。さらに、歴史的な空間の中での生活は、暮らしに新たな楽しみを与えてくれることでしょう。
コワーキングスペースのオープン
2023年10月、同エリアには新たな古民家フリースペース「宝湯BEKKAN」がオープンしました。Wi-Fi完備のこのスペースでは、コワーキングや勉強に最適な環境が整っており、地域の新しい交流の場としても期待されています。
地域の文化を救う取り組み
私たちのプロジェクトは、単に古民家を再生するだけではありません。地域に根付いた伝統や文化を次世代に繋ぐために、古民家を活用したイベントの開催や、住居以外の利用提案を行っています。これによって、古民家が地域活性化の一端を担うことを目指しています。
お問い合わせと今後の活動
「narrative house」に興味を持たれた方は、当社のコーポレートサイトよりお問い合わせが可能です。また、空き家問題に関心がある行政機関やオーナー様も、ぜひご連絡ください。地域の文化を守るため、私たちと一緒に古民家の再生に取り組んでいきましょう。
リノベーション施工事例内覧会
2024年1月26日および27日には、掲示の通り内覧会が開催されます。スタッフが古民家の改修ポイントやまちづくりについて詳しく説明しますので、ぜひお越しください.
会社情報
- 会社名
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株式会社narrative
- 住所
- 奈良県奈良市西城戸町34番地
- 電話番号
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