陸前高田ワタミオーガニックランドでの特別な夜
今年の5月3日、岩手県陸前高田市の「ワタミオーガニックランド」において、7万球以上のLEDによる壮大なイルミネーションの点灯式が行われました。このイベントは、訪れた多くの人々に心温まるひとときを提供し、地域のコミュニティとともに楽しむ機会となりました。
点灯式には、地元の市民の方々が中心に集まり、キャンプを楽しんでいる来場者も参加。会場は、イルミネーションの明かりに包まれながら、散策や記念撮影に興じる人々で賑わいました。料理のオプションとして、BBQやカフェメニューが用意され、来場者はゆったりとした時間を過ごしています。特に金曜と土曜には特別なナイトオープンが行われ、夜のイルミネーションを楽しみながら食事をする贅沢な体験が提供されます。
自然エネルギーを生かしたイルミネーション
このイルミネーションは、7月からは自然エネルギーを利用した発光方式に切り替わります。昼間には太陽光発電で得たエネルギーを蓄電し、夜間に放電することで、持続可能で環境に優しい光のショーを実現します。「RE100」を目指し、陸前高田ワタミオーガニックランドは地域に密着した循環型社会を目指し、自然の力を最大限に生かした取り組みを進めています。
「うみともりとたいようのイルミネーション」の魅力
イルミネーションの名前は、陸前高田の美しい海と山の間にあるという位置関係からつけられました。これにより、地域の象徴と繋がるテイストが表現されています。名前には、親しみを込めてひらがなが使用され、地域の人たちに愛されるイベントが目指されています。イルミネーションの点灯は、5月から6月の毎日実施され、7月以降の予定については随時お知らせされる予定です。点灯時間は18時30分から21時00分まで入場は無料です。
美しい風景と共に楽しむ食事
来場者は、イルミネーションを楽しむだけでなく、園内のハーブガーデンや木造ハウスでの食事も満喫しています。木造ハウスの中では、夜空の下で美しい風景を眺めながら、バーベキューやカフェメニューを楽しむことが可能です。特に人気の「有機野菜の農園バーガー」は850円という手頃な価格で提供されており、大変好評です。
再生可能エネルギーを活用した農業テーマパーク
「陸前高田ワタミオーガニックランド」は、持続可能な農業をテーマにした農業パークで、2021年より運営されています。約23ヘクタールという広大な敷地に、農場や牧場、音楽堂、発電設備などを展開し、今後20年かけて多様な施設が増設される計画です。ワタミグループは、農業から食品加工、外食事業を通じて再生可能エネルギーを利用した循環型のビジネスモデルを推進しています。
地域との関係を深めた取り組み
ワタミグループは、こうした取り組みを通じて、東日本大震災によって被害を受けた岩手県や陸前高田市の復興に寄与する姿勢を示しています。地域の皆さんが参加できるイベントを通じて、交流を深め、絆を築くことが目指されています。今後もワタミモデルの普及や地域活性化を通じて、持続可能な社会を実現していくことが期待されます。
この特別な夜を体験しに、ぜひ陸前高田ワタミオーガニックランドへ足を運んでみてください。