東京の中古マンション市場
2024-09-12 15:28:39

東京の中古マンション市場、価格上昇が続く中都心と郊外で差拡大

不動産市場に見る東京23区の変化



2024年8月に発表された「LIFULL HOME'Sマーケットレポート」によると、東京23区の中古マンション市場は新たな局面を迎えています。このエリアでは、掲載されるシングル向きおよびファミリー向きの中古マンションの価格が過去最高を更新しました。特にシングル向けの中古マンションは平均価格4,503万円となり、ファミリー向けは6,583万円となりました。不動産価格の上昇は13ヶ月連続で前年同月比を上回る動きが見られ、特に都心と郊外の価格差が広がる結果となっています。

中古マンションの価格動向



首都圏ではシングル向き中古マンションの掲載平均価格が3,561万円で、前年比101.5%という数値を示しています。これに対し、ファミリー向き中古マンションも3,989万円に達し、価格の上昇が顕著です。特に東京23区内では、シングル向けが過去4,503万円、ファミリー向けが6,583万円と、どちらもこれまでで最も高い水準になっています。

一方、東京市部では価格が6ヶ月連続で前年の水準を下回り、郊外との価格差が拡大する傾向が見受けられます。このことは、居住地選びにおいて価格だけでなく、ライフスタイルに合った選択が求められる時代に突入している証拠とも言えるでしょう。

近畿圏でも同様の傾向



近畿圏でも同様の動きが確認されており、シングル向け賃貸物件の平均賃料は5万8,237円に達しています。これも、2021年以降の記録としては最も高い水準です。首都圏では 賃貸市場も活発で、シングル向け物件の平均賃料が7万8,962円に達しており、前年比104.8%となっています。特に、東京都内の23区では10万3,013円という高価格が提示されており、賃貸物件への需要は引き続き強い状況です。

今後の市場動向



これらのデータは、LIFULL HOME'Sが提供するマーケットレポートを通じて明らかにされており、今後も価格の動向には注視が必要です。価格差が拡大する現状については、都心の利便性や生活環境が促進要因であり、今後も都心の競争が続く見込みです。また、社会状況や経済状況も影響を与えるため、様々な要因を考慮しながら不動産選びを行うことが重要です。

まとめると、東京の中古マンション市場は今後も成長が見込まれますが、都心と郊外の価格差が広がっているため、消費者は自身のニーズに合わせた選択をしっかりと行うことが求められています。住まいの選択は人生の大きな選択でもありますから、慎重に判断したいものです。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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