Solana Shredstreamのノード増強でピーク耐性と低レイテンシを強化

Solana Shredstreamの新たな段階へ

ERPCとValidators DAOは、Solana Shredstreamの共有エンドポイントの強化に取り組んでいます。このプロジェクトでは、フランクフルト、アムステルダム、ニューヨークの主要都市でのノード追加をおこない、急増する需要に対応しています。これにより、ピークタイムでの同時接続数の向上とストリーム処理の能力が大幅に強化されることになります。

ノード追加による改善点

今回のノード追加がもたらす変更点の中心には、処理系と配信系の水平方向での拡張があります。これに伴い、ピーク時のスループットや待ち行列の滞留抑制、フェイルオーバー余力の向上が期待されます。その結果、急激なトラフィックの増加やスパイクに対しても、安定した低レイテンシと高い可用性を維持できるようになります。

価格、仕様、レート制限の変更はありませんが、技術的な背景として、Shredstreamの上流受信がUDPプロトコルを使用しているため、距離が長くなるとロスが増え、連続処理に影響が出ることがわかっています。それを解消するために、最短距離での設計が行われ、配信側はTCPの再送機能を利用して安定性を確保しています。

利用状況の拡大

おかげさまで、フィードバックを基にした改善策の効果もあり、ERPCの共有エンドポイントの利用が急速に増加しています。先月比でなんと10倍も増加したとのことで、皆様のご支援に感謝しています。また、EPYC VPSを共有エンドポイントのネットワークに設置することで、さらなるレイテンシの削減も可能になります。

ベアメタルサーバーの提案

現在、プレミアムラインのベアメタルサーバーは引き合いが多く、売り切れが続いていますが、在庫は随時追加しています。ご希望の方は、Validators DAOの公式Discordでお問い合わせくださいますようお願いします。また、ウェイトリストへの参加も歓迎です。

Validators DAO公式Discord

新エンドポイントの導入方法

新しい共有Shredstreamエンドポイントは、Validators DAOの公式Discord内のDirect Shredsチャンネルで、Whitelist IPの変更からすぐに利用可能です。手続きは簡単で、再登録することでスムーズに差し替えて使用できます。

ERPCが解決する課題

私たちのインフラとネットワーク設計は、一般的なRPC環境でよく発生するトランザクションの失敗やレイテンシの変動、通信品質に影響を与える距離などの課題を解決するために設計されています。特に小規模プロジェクトやリソースが限られた環境でも、高品質なインフラを利用できるように努めています。

これからもお客様のフィードバックを基に、技術の改善を続けていきます。無料トライアルも随時提供していますので、興味のある方はぜひご連絡ください。

ERPC公式サイト
Validators DAO公式Discord

最後に、常に皆様のご支援に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。