竹芝地区船着場が新たな水上交通の顔に
竹芝エリアの魅力を引き出すため、一般社団法人竹芝エリアマネジメントとJR東日本が新しい取り組みを始めます。2020年6月19日から、「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」が定期航路船の運航をスタートさせるのです。この取り組みは地域の人々や観光客に対し、利便性を向上させることを目的としており、新たな水上アクセスの手段を提供します。
新たな交通機関の運航
新たに整備される竹芝地区船着場では、舟運事業者と連携し、水上バスの定期運航が実施されます。これにより、地域住民や訪れる客たちにとって、手軽にアクセスできる水上交通手段が提供されます。詳細な運航予定については、各舟運事業者のホームページから確認可能です。
また、同船着場と羽田空港を結ぶ「羽田空港アクセス船」の実証実験も行われます。2020年7月13日から開始されるこの実験では、竹芝地区との新しい交通手段の可能性を探ります。
リムジンボートの運航プラン
「羽田アクセス船」では、2つのプランが用意されています。まず、ベーシックプランでは、竹芝地区と羽田空港を結ぶリムジンボートの貸切サービスが提供され、タクシー送迎もついています。料金は31,900円からで、乗船予定日の6日前までに予約が必要です。
詳細な情報は、
観光汽船興業にてご確認ください。
次に、トータルサポートプランはより豪華なサービスです。ここではお客様を羽田空港の到着ロビーでお迎えし、ハイヤーでの送迎や手荷物運搬まで行います。料金は55,000円からで、所有しているホテルなどに限定せず広く利用できます。
イベントと環境再生の取り組み
さらに、竹芝干潟においては、2020年7月18日から環境再生と環境学習の取り組みもスタートします。これはかつて東京湾に多く存在した生物を再生させるため、教育機関と協力の下、環境学習や保全活動が進められます。自然を再生し、未来へとつなげるこの取り組みは、地域の活性化にも貢献するでしょう。
このように、竹芝地区では新たな水上交通の提供と共に、環境保全の活動が始まります。今後の展開に注目が集まっており、地域の魅力がさらなる高まりを見せることが期待されます。