福島県での特別イベントが大成功
2025年8月11日、福島県いわき市にある塩屋埼灯台で、「ナイトウォーク&オリジナルさかなのぼり掲揚」というエキサイティングなイベントが開催されました。このイベントは、塩屋埼灯台活性化プロジェクト実行委員会が主催し、日本財団「海と日本プロジェクト」の支援のもとに企画されました。灯台の魅力を地域内外に広め、新たな海洋体験を創出するための趣旨で行われたのです。
イベント概要
イベントは以下の二部構成で行われました。
ナイトウォーク
日程: 2025年8月11日(月)18:10~20:00
参加人数: 29名(一般参加9名、実行委員関係者など20名)
内容: 普段入ることのできない夜間の灯台を特別に公開しガイド付きのツアーが行われました。参加者たちは塩屋埼灯台や豊間漁港を巡り、夕暮れ時の美しい灯台と海の風景を楽しみました。特に「エメラルドタイム」と呼ばれる灯台の点灯直後の美しい光景は、参加者にとって貴重な体験となりました。
オリジナルさかなのぼり掲揚
日程: 2025年8月11日(月)9:00~19:00
観覧人数:約200人
内容: 「オリジナルさかなのぼり」を塩屋埼灯台に掲揚しました。こののぼりは、7月に行われた演劇公演で参加者が描いたもので、地域の人々の思いが詰まっています。天候の影響があったものの、閉門間際には日が差し込み、灯台の白とともにのぼりが鮮やかに映えました。
夜の灯台の魅力
ナイトウォークでは、灯台レンズの点灯の瞬間を間近で観察することができるだけでなく、その光がどのように変化するのかも体験しました。参加者からは、「灯台が点灯する瞬間を見られたのは貴重な体験だった」との声が上がり、灯台の機能や役割についての理解が深まったようです。
また、さまざまな灯台に関するクイズも楽しみながら、参加者同士でコミュニケーションを図る場ともなりました。
参加者の感想
参加者からは、「灯台の姿がかっこよかった」「次回は朝の景色も見たい」というポジティブな意見が多く聞かれ、灯台が地域のシンボルとして大切に思われていることが伺えました。特に灯台を美化し、地域を見守る存在としての役割を再認識したとの感想が多かったようです。
主催者の振り返り
主催者側も、新たな知見や、ナイトウォークの定期開催についての要望を受け取り、今後の企画に活かすつもりで考えています。地域の文化と海の記憶を結びつけ、さまざまなイベントを通じて灯台の魅力を発信していく意義を改めて感じた機会となりました。
次回のイベント
2025年9月20日・21日には、再度オリジナルさかなのぼりが掲揚される予定です。事前予約は不要で自由に見学が可能なので、ぜひ足を運んでみてください。塩屋埼灯台の歴史や美しい景色を楽しむ絶好の機会です。
塩屋埼灯台の歴史
この灯台は1899年に設立され、過去の災害を乗り越えながら地域のシンボルとして親しまれています。映画や歌にも登場し、多くの人々にとって特別な場所となっています。
今回のイベントを通じて、塩屋埼灯台の魅力を広めると共に、地域貢献にもつながることを願っています。