新サービス「tayorie」
2025-03-10 10:23:19

デジタル終活の進化!新サービス「tayorie」が資金調達に成功

デジタル終活を支える新サービス「tayorie」



最近、デジタル終活の新たな選択肢として期待されるサービス「tayorie」が、株式会社tayoriから発表されました。これは、もしものときに大切な人へ思いを届けることを目的としたサービスであり、先日East Venturesと複数の個人投資家から資金調達を行ったことが明らかになりました。

株式会社tayoriの背景



株式会社tayoriのビジョンは「残された人が笑って過ごせる未来を作る」ことです。誰もが迎える「死」に備えて、自分の想いや大切な情報を確実に伝える仕組みを提供することで、残された人々の精神的な負担を軽減しようとしています。

「tayorie」は、2024年にローンチしたサービスで、利用者が生前に登録したメッセージや情報を、エンディング判定がされた際に指定した相手へ自動送信する仕組みです。このシステムにより、愛情や感謝の気持ち、遺族に必要な情報を伝えることが可能になります。

サービスの利用状況



サービスの導入は想定以上に若い世代に広がりを見せています。特に20代から30代の女性を中心に利用されており、自らが遭遇した悲劇をきっかけに、「親が亡くなった際に準備があったおかげで助かった」といった声が寄せられています。さらに、「万が一のために子どもに言葉を残しておきたい」というニーズも高まっており、多様な年齢層に利益をもたらしています。

3.11を忘れない



3月11日の東日本大震災から14年が経過し、この日は人々にとって深い意味を持つ日となっています。この震災で遭遇した多くの尊い命の喪失は、私たちにとって「死」を考える重要な契機です。突然の別れがもたらす悲しみは、言葉では表現できないほどのものです。「tayorie」はこのような経験を背景に、言葉の大切さやそれを託すことの意義を啓発し、残された人たちに新たな力を与えようとしています。

資金使途と今後の展望



今回調達した資金は、サービスの機能開発やシステム強化に活用される予定です。特に利用者のフィードバックを基にした改善が迫られており、3月の下旬には大規模なアップデートが実施される予定です。企業としては、単なる終活サービスにとどまらず、社会的な価値を広めるプラットフォームへと進化することを目指しています。

投資家からの期待



投資家たちからは、「tayorie」が持つ可能性に大きな期待が寄せられています。投資の決め手となったのは、ただの情報伝達だけでなく、大切な人への思いを残すことができる点です。「残された人が笑って過ごせる未来」を実現するための志が共有されています。 資金提供者の一人、East Venturesの大柴貴紀は自らの経験を基に、このプロジェクトが如何に重要であるかを語り、尽力を惜しまない姿勢を示しています。

代表取締役 直林実咲のコメント



代表の直林は、サービス開発の背景に自身の強い想いがあることを伝えています。彼女が幼い頃に身近な人を失ったときの経験から、「もしも彼からの言葉があれば、気持ちが違っていたかもしれない」という深い思いが根底にあります。「tayorie」という名称には、利用者にとって頼りになる存在でありたいという願いが込められており、大切な情報や感情を未来へつなぐという志が表現されています。

このサービスは、突発的な別れに直面した際に心の支えとなるよう設計されています。tayorieが多くの人々に利用され、共感の輪が広がっていくことを期待しています。

想いを未来へつなぐ「tayorie」を、ぜひ体験してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社tayori
住所
東京都中野区新井2-7-12エントピア中野21号
電話番号
080-4095-4741

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