新たな資金調達戦略、ボルテックスがシンジケートローン契約を締結

新たな取り組み！ボルテックスがシンジケートローン契約を締結

株式会社ボルテックスは、資産形成コンサルティングを主力とする企業で、2025年6月30日に株式会社大垣共立銀行および株式会社滋賀銀行と共同でシンジケートローン契約を締結しました。この契約は、同社初のシンジケーション方式による取り組みです。これにより、ボルテックスは新たな資金を整え、社会の格差を解消するための活動を加速します。

シンジケートローン契約の内容

本契約はコミットメント期間付きのタームローンで、資金使途として在庫取得資金が位置付けられています。ボルテックスは、経営に新たな常識をもたらし、富の再分配を実現するという理念を掲げています。このパーパスは、社会における格差が拡大する中で、企業が果たすべき役割を示しています。

ボルテックスはこれまで、顧客の本業に依存しない収益を確保し、流動性の高い売却可能な資産の提供を通じて、企業価値や事業継続性の向上に寄与してきました。さらに、「区分所有オフィス」や不動産小口化商品「Vシェア」、「Seren Collective」シリーズといった多様なサービス展開にも力を入れています。

参加金融機関の詳細

シンジケートローンは、大垣共立銀行がエージェントとして機能し、複数の金融機関が参加しています。具体的には、あいち銀行、青森みちのく銀行、高知銀行、三十三銀行、四国銀行、十六銀行、鳥取銀行、富山第一銀行、武蔵野銀行が名前を連ねています。

ボルテックスの理念とこれからの展望

ボルテックスは、1999年に設立されて以来、資産形成の新たな手法を提供してきました。そして、様々な不動産戦略を通じて、企業が持つ潜在的な問題を解決することにも取り組んできました。同社は現在、654名の従業員を有し、東京を中心に全国に支店を展開しています。2024年3月期の売上高819億円、経常利益86億円という実績も示しています。