未来の介護体験
2024-07-31 11:33:19

ヤマシタが中国の福祉展示会「CHINA AID 2024」で未来の介護を体験

ヤマシタが未来の介護を体験する「CHINA AID 2024」に出展



介護用品レンタルを手掛ける株式会社ヤマシタが、中国最大級の介護・福祉展示会「CHINA AID 2024」に参加しました。このイベントは、2024年6月13日から15日までの間、中国・上海で開催され、世界中から450社以上の企業が集まりました。来場者数は驚くべき57,000人に達し、前年比を上回る盛況なイベントとなりました。

介護の未来を見据えた展示


展示ブース「未来康養体験館」では、在宅介護に関する最新の取り組みを紹介しました。特に、中国では少子高齢化が進んでおり、2035年前後には60歳以上の高齢者人口が4億人を超えるとされています。この増加に伴い、「9073」モデルという在宅介護を重視する考え方が急速に広がっています。ヤマシタは、このトレンドに合わせて、在宅での生活を支えるための福祉用具を展示しました。

展示内容としては、介護施設や在宅サービス、リハビリ病院の紹介に加え、日本式の介護サービスが複合的に組み込まれた内容となっています。観客には、「観る、感じる、体験できる」空間を提供し、介護の未来を実際に体験してもらえるよう工夫が施されました。現地政府や関係者との連携も密に行い、企業同士の協力で展示が実現しました。

ヤマシタの中国進出


ヤマシタは2020年に上海に「山下福至(上海)健康管理有限公司」を設立し、中国市場での福祉用具レンタルと住宅改修サービスを開始。その後、2023年には天津市に「山下友愛(天津)健康管理有限公司」を設立し、高齢者向けの福祉用具レンタル制度のテスト事業を始めました。これにより、中国における介護ビジネスの拡大が加速しています。

介護業界の未来を見据えて


ヤマシタは1963年の創業以来、「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念として掲げてきました。2024年3月期の売上高は303.8億円を見込んでおり、2030年には850億円の売上を目指しています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)にも取り組み、テクノロジーを活用したサービスの品質向上や効率化を進めています。2050年には売上高1兆円を目指すという大きな目標も掲げており、未来の介護業界においてもリーディングカンパニーであり続けることを狙っています。

結論


「CHINA AID 2024」での出展を通じて、ヤマシタは自社の介護サービスをアピールし、さらに市場拡大を目指しています。高齢化が進む中で、介護の質を高めるための取り組みが欠かせないことを、今回の展示会で再確認できたことでしょう。今後のヤマシタの活躍から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ヤマシタ
住所
静岡県島田市中河737
電話番号
03-5730-4545

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