紛争下で生きる少女たちの物語
2025年11月21日、国際NGOプラン・インターナショナルが新たな書籍『もし私があの子だったら紛争下を生きる女の子の物語』を発表します。本書では、ナイジェリア、ロヒンギャ、ウクライナ、スーダン、ハイチ、ガザという、紛争に巻き込まれている地域に住む女の子たちの実話を通じて、彼女たちが直面している厳しい現実を漫画形式と個人の語りで伝えています。
増え続ける紛争とその影響
近年、世界中で紛争が増加し、その影響をもっとも受けているのが子どもたちです。特に女の子たちは、教育の機会を奪われたり、早すぎる結婚を強いられたりするなど、過酷な運命に直面しています。プラン・インターナショナルは、彼女たちの声を届けることで、この問題への理解を深め、多くの人々に知ってもらいたいと考えています。
本書には、武装勢力に誘拐され、兵士の妻となったナイジェリアのアシヤ(17歳)や、難民キャンプで望まぬ結婚を余儀なくされたロヒンギャのルビナ(16歳)など、リアルな体験が描かれています。さらに、ウクライナ、スーダン、ハイチ、ガザの女の子たちが語る短編ストーリーも収録されており、紛争がもたらす影響を幅広く理解できる内容になっています。
女の子たちの活動
ただ単に紛争の犠牲者である彼女たちですが、実は地域の平和づくりにも力を注いでいます。女の子たちは平和教育を地域の子どもたちに伝え、避難民キャンプでは女性たちの生計向上のためのワークショップを開くなど、積極的に活動しています。これからの未来を担う女の子たちの姿を通じて、彼女たちが持つ力とその思いを感じていただければと思います。
参加が求められる女性の声
国際的に「和平交渉に女性が参加することは平和の長続きに繋がる」と考えられています。本書では、専門家のコメントも掲載し、女性の声が紛争解決に与える影響についても言及しています。この地域の復興や平和維持において、女の子たちがどのように貢献しているのか、ぜひ知っていただきたいです。
書籍及びキャンペーン情報
新刊書籍はまんが20ページの作品を2話、少女のミニストーリー4話、解説文が含まれており、非常に充実した内容です。価格は580円(税込)ですが、キャンペーン期間中は無料でダウンロード可能です。ダウンロード期間は11月21日(17時)から11月24日(17時)までです。
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プラン・インターナショナルの活動
プラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な社会を実現することを目指し、子どもや若者と共に80カ国以上で活動しています。彼女たちの未来を明るくするために、我々は今後も支援を続けていきます。本書を通じて、少女たちの実情に目を向け、共感し、アクションを起こすきっかけとなることを願っています。