脳科学者と東大教授が語るAIと科学と芸術
2023年8月18日、東京都文京区にある跡見学園女子大学にて、「AIと科学と芸術」と題した特別対談が開催されます。このイベントは、脳科学者の
茂木健一郎氏と、東京大学大学院教授の
池上高志氏が登壇し、高校生やその保護者を対象に、現代のAI技術やメディアアートの魅力について語ります。
イベントの目的
跡見学園女子大学では、2026年度に「情報科学芸術学部(仮称)」の開設を予定しており、その一環として高校生に将来の進路や学びの魅力を伝えるためにこの対談が企画されています。AIやテクノロジーが急速に発展する現代において、どのように科学や芸術が交わっているのかを理解する機会として、ぜひ参加をお勧めします。
対談の見どころ
対談では、AIが生成する文章や画像、映像が日常生活でどのように利用されているのか、また、人型ロボットの進化についても触れられます。特に、茂木氏は脳と心の関係についての見解を共有し、AIが人間にどれほど近づいているのかを探究します。一方、池上氏は人工生命に関する最新の研究成果を紹介し、科学と芸術がどのように融合して新たな表現を生み出すのかを解説します。
対談者のプロフィール
- - 茂木健一郎氏: 脳科学者であり、ソニーコンピュータサイエンス研究所の上級研究員。東京大学にて理学部及び法学部を卒業後、同大学院で物理学を専攻し、理学博士を取得。その後、理化学研究所やケンブリッジ大学での経験を経て現在の職に就いています。彼の研究テーマは「クオリア(質感)」に即して、脳と意識の関係性を探求してきました。
- - 池上高志氏: 東京大学大学院総合文化研究科の教授で、人工生命(Alife)研究の第一人者。理学博士であり、アートとサイエンスの融合を目指したさまざまなプロジェクトに参画しています。音楽家とのコラボレーションを通じて、生命とは何か、AIとは何かを考察しています。
参加方法と詳細
イベントは8月18日(日)10:10から40分間、跡見学園女子大学文京キャンパスにて行われます。地下鉄「茗荷谷駅」から徒歩2分というアクセスの良さも魅力です。興味のある高校生やその保護者は、事前に申し込みを行い、参加を反映してください。
申し込みは
こちらからどうぞ。
新学部設置の背景
跡見学園女子大学が構想する「情報科学芸術学部」では、データサイエンスやメディアアートを幅広く学ぶ機会を提供します。この新学部により、デジタル社会のニーズに応える人材を育成し、新たな発想や多様な視点を持つクリエイターの誕生を目指しています。
東京都文京区大塚に位置する跡見学園女子大学の文京キャンパスへのアクセスは、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」出口2から徒歩2分、また東京メトロ有楽町線「護国寺駅」出口5から徒歩8分です。皆さまの参加をお待ちしております!