セレス、女性のエンパワーメント原則に賛同しダイバーシティを推進

セレスが掲げる女性のエンパワーメントへの取り組み

株式会社セレス（本社：東京都渋谷区、証券コード：3696）は、女性の活躍を促進し、より公平な社会の実現を目指して、国連が提唱する「女性のエンパワーメント原則（WEPs）」に署名したことを発表しました。この取り組みは、2023年8月28日に施行から10年を迎える「女性活躍推進法」に合わせて行われたものです。

女性のエンパワーメント原則とは？

「女性のエンパワーメント原則（WEPs）」は、国連グローバル・コンパクトとUN Women（国連女性機関）が共同で提唱した国際的な行動基準です。この原則は、企業がジェンダー平等を推進し、女性が活躍できる社会を形成するための指針となるものです。具体的には、以下の7つの原則に基づいています：

1. ジェンダー平等のリーダーシップを推進する。
2. 言語や行動などで職場における平等を促進する。
3. 女性のキャリア形成の支援を強化する。
4. 働き方に挑戦し、フレキシブルな選択肢を提供する。
5. 女性に対する暴力防止に取り組む。
6. 性別に関わらず全ての社員が力を発揮できる環境を整備する。
7. サプライチェーン全体でのジェンダー平等を推進する。

WEPsへの署名に至る背景

セレスでは、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」という経営理念のもと、ダイバーシティの重要性を強く認識しています。特に、女性が働きやすい環境の整備は、革新を生むためにも欠かせない要素であると考えています。社外取締役として、技術広報やコミュニティ形成の専門家である佐藤祥子氏を迎え入れることで、多面的な視点からダイバーシティ推進に取り組んでいます。この度のWEPsへの賛同は、セレスの「すべての女性が輝ける社会」を目指す強い意志の表れです。

佐藤祥子氏のコメント

「これまでの経験を通じて、女性がライフステージに左右されずにキャリアを築くことが大切だと実感しています。セレスのダイバーシティ推進に共感し、そのお手伝いができれば嬉しいです。全ての社員が個々の能力を発揮できる環境を創り上げることを目指していきます。」

WEPsへの署名後のビジョン

セレスは、今後、女性活躍推進とダイバーシティに関する取り組みをさらなる高みへと引き上げる計画です。具体的には、以下の方針を掲げています：

- 経営層のリーダーシップによるジェンダー平等の推進。
- 全ての従業員に公平で働きがいのある職場環境の整備。
- 女性のためのキャリア形成支援及びリーダーシップ育成の強化。
- サプライチェーンにおけるジェンダー平等の推進。

このように、セレスはWEPsの原則を遵守しつつ、従業員、顧客、社会全体の幸福を追求してまいります。持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指して、積極的に取り組んでいきます。

女性活躍推進とダイバーシティ実現への具体的な取り組み

- 低用量ピル費用の全額補助: 子会社サルースが提供するオンラインピル診療サービス「エニピル」と連携し、特有の健康課題に対応。
- 仕事と家庭の両立支援: 育児と仕事の両立を可能にする様々な支援制度を導入。例えば、「子育て支援休暇」や「働くパパママ支援金」、「子育て支援金」などの制度があります。
- キャリア形成支援: 従業員がキャリアアップできるように、様々な進路を整備。
- 柔軟な働き方の推進: フレックスタイム制度や中抜け制度を導入し、ライフスタイルに合った働き方を支援しています。