推し活ユーザーが抱えるカラーへの悩みを徹底調査
ブックリスタが運営する「推し活研究部(おしけん!)」は、推しカラー(推し色)に関する調査を実施しました。推し活をしているユーザー320人に対し、アンケートを通じて得たデータを基に、推しカラーのトレンドや課題について探ります。
調査の概要
本調査は2025年の3月、オンラインで行われ、320人の推し活ユーザーが参加しました。内容は、彼らが抱える推しカラーに関する悩みに関するもので、結果は多くの興味深いデータを明らかにしました。
人気の推しカラーと自分の好きな色の不一致
調査結果では、推しカラーの中で最も人気があったのは「青」でした。この色が推し活ユーザーの21.0%の支持を集めた一方で、他に「紫」や「赤」、「緑」も高い人気を誇りました。しかし、ユーザーが自分の好きな色として選んだのは「青」以外の色が多く、実に79.4%の人が自分の好きな色と推しカラーが異なると答えました。
この傾向は、各色の属性に起因しているようです。たとえば、「緑」と言っても、微妙な色合いにはさまざまなバリエーションがあり、ファッションやアイテムに落とし込むには慎重を要します。
推しカラーで困ったこと
ユーザーから寄せられた具体的な声には、グッズがないこと、色の選択肢が限られていること、日常に取り入れづらいなどの悩みが多く見受けられました。以下はユーザーの実際のコメントです。
- - ペンライトに推しの色がない
- - 欲しいと思ったアイテムが推しカラーではない
- - 種類が少なすぎて選ぶのが大変(例:緑グッズの不足)
また、推しの色に関連するアイテムが少ないだけでなく、色の微妙な差異について感じるジレンマもあったようです。特に、同じグループのメンバー間で色の選び方に違いが生じ、グッズの入手が難しい場面が散見されました。
欲しい推しカラーの選択
もしも自由に推しの色を選べるとしたら、68.5%のユーザーが「今のままでよい」と満足の声を上げる一方で、それ以外の色でも様々な希望が寄せられました。選ばれた色の多くは、推しカラーにも関わらず、自分が好きな色であったり、使いやすい色である必要があるようです。
まとめ
多くの推し活ユーザーが、「推しカラー」の選定やグッズの少なさに関して悩みを抱えていることが明らかになりました。また、好きな色と推しカラーの不一致も多いという結果は、より深い推し活の世界を感じさせます。推し活ユーザーのニーズを把握することで、今後のグッズ展開やサービス向上につなげていく必要があるでしょう。推し活を支えるための取り組みが一層求められています。