スパイスファクトリーとフライング・ペンギンズが業務提携、DX推進の新たなモデル構築へ

スパイスファクトリーとフライング・ペンギンズの提携の背景

2023年、デジタルトランスフォーメーション（DX）の加速が求められる中、スパイスファクトリー株式会社（以下スパイスファクトリー）と株式会社フライング・ペンギンズ（以下フライング・ペンギンズ）が資本業務提携に関する合意書（LOI）を締結しました。この提携は、両社の専門性を融合させ、日本の企業におけるDX推進を加速することを目的としています。

この合意により、スパイスファクトリーは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」という目的のもと、デジタルを駆使して社会課題解決に取り組む姿勢を強化します。一方、フライング・ペンギンズは、構造デザインや戦略設計の専門家集団として、新たなビジネスチャンスを探ります。特に、両社はデジタル実装力と構造的思考を掛け合わせ、企業の変革を支える体制を整えることを目指しています。

合意の背景

フライング・ペンギンズは組織の分断と、それを横断する手法の不足がイノベーションを阻む課題を認識し、スパイスファクトリーのアジャイル開発力と自社の構造デザイン力を融合することにより、理論と実践の循環を実現します。これにより、日本企業が持つ潜在能力を最大限活用するモデルの構築を目指します。

今後の展望

今後、両社はデューデリジェンス（DD）プロセスを経て、具体的な協業の内容を検討していく予定です。研究開発、人材育成、案件創出を主な分野とし、国内外のパートナー企業や研究機関との連携も視野に入れています。このような具体的なチームワークを通じて、持続的な成長基盤を築いていくことが期待されています。

経営者のコメント

スパイスファクトリーのCEO、高木広之介氏は、デジタル分野での競争が激化する今日、国際的な強みを活かした再帰的イノベーションモデルの構築を宣言しました。彼は日本の知見を生かし、世界に向けた発信を心から楽しみにしています。

一方、フライング・ペンギンズのCEO、土屋晃胤氏は、組織の課題感を踏まえ、スパイスファクトリーとの提携によって新しいものづくりと組織づくりのモデルを形成していく姿勢を表明しています。