日本ヘンプ協会設立
2022-05-17 10:00:14
日本ヘンプ協会の設立とその活動内容に迫る
一般社団法人日本ヘンプ協会が始動
日本国内でヘンプの可能性を最大限に引き出すため、一般社団法人日本ヘンプ協会(以下、本協会)が設立されました。この協会は、慎重に計画を進めた結果、2021年9月30日に正式に始動しました。ヘンプおよびアサ科植物由来の機能性原料に関する安全性と機能性の研究を支援することを中心にさまざまな事業を展開します。
設立の背景と目的
本協会は、ヘンプやCBD(カンナビジオール)を取り巻く環境が変わる中で、より多くの人々にその可能性を広めることを目的としています。そのためには、ヘンプ関連産業の健全な発展が欠かせません。以下のような具体的な活動を通じて、研究や市場の発展をサポートします。
1. 機能性原料の研究: ヘンプと関連する植物由来機能性原料の研究を進め、厚生労働省の基準に則った安全性を確保しつつ、製品開発に貢献します。
2. 国内検査の実施: カンナビノイド成分の検査を支援し、検査センターを設立してデータの信頼性を高めます。
3. 製品ガイドラインの策定: 適正なCBD製品のガイドラインを構築し、消費者が安心して利用できる環境をつくります。
4. 国際的な連携: 国内外の会議や機関との協力を通じて、ヘンプ関連の知識と技術を広めます。
5. 取引の透明性の確保: CBD関連製品のOEM製造のための健全な取引を促進します。
6. 病院内での活用: 医療現場において、CBDサプリメント等の活用を推進し、患者への情報提供も行います。
7. ヘンプ栽培の技術支援: 国産ヘンプの栽培と免許取得を支援し、地域経済への貢献を目指します。
8. SDGsとの関係: ヘンプを使った環境に優しい素材の研究・開発にも取り組みます。
9. 製造技術の革新: ヘンプ発酵技術を用いたCBD製造研究も進め、業界の技術革新に寄与します。
10. 臨床試験の実施: CBDの効果を科学的に検証し、その実用性を追求します。
代表理事紹介
本協会の代表理事、佐藤 均氏は、東京大学で薬学の博士号を取得し、長年にわたり医療と研究の現場でキャリアを築いてきた専門家です。彼は「医療費の増大と新型コロナウイルスの影響により、CBDのセルフメディケーションへの貢献が期待される」と述べています。また、ヘンプが持続可能な開発目標への貢献も強調し、協会が重要な役割を果たすと信じています。
結論
一般社団法人日本ヘンプ協会は、ヘンプに関するさまざまな活動を通じて、研究や産業の発展を目指します。今後、ヘンプがもたらす可能性を最大限に引き出し、特に医療や環境への貢献が期待されています。これからの動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人日本ヘンプ協会
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-3-2014階
- 電話番号
-
03-5005-0091