株式会社フジタが特許庁長官賞を受賞
株式会社フジタがこの度、中国地方発明表彰において特許庁長官賞を受賞しました。鳥取県での受賞は実に12年ぶりとなります。この賞は、特に独自の緑化システムの開発による業界への貢献が評価された結果です。
緑化システムの誕生背景
近年、屋上緑化が急速に進む中で、雨が降ると緑化土壌が流出したり、激しい風で飛散する問題が顕在化していました。また、緑化植物の衰退や、雑草の繁茂も大きな課題となっていました。これらの問題を解決すべく、株式会社フジタは新たな緑化方法である「常緑キリンソウ袋方式」を開発しました。
この方式は、専用土壌を防草効果と透水性を持つ袋に収納し、簡単に緑化を実現します。特に、施工作業にファスナーを活用しているため、誰でも容易に施工することが可能です。ユーザーの負担を軽減し、効率的な屋上緑化を実現するこのシステムは、現場におけるニーズに応えるものです。
実績と将来的な展望
Fujita緑化システム、特にFTMバックはこれまでに全国700以上の現場で導入されています。これは、都市のヒートアイランド現象の対策を強化し、低炭素社会実現に向けた取り組みに寄与するための第一歩です。フジタは今後も、持続可能な都市づくりへの貢献を目指しています。
地方発明表彰とは
地方発明表彰は、大正10年から実施されており、各地方における発明の奨励と育成を目指しています。全国を8つの地域に分け、それぞれで優れた発明や考案に対して表彰を行い、地域の科学技術の向上を促進しています。この表彰制度は、発明の実施化や育成に貢献した人々を称えることが目的です。
お問い合わせ
株式会社フジタの取り組みに興味がある方や、常緑キリンソウ・Fujita緑化システムの導入を検討中の方は、ぜひ以下のリンクから公式サイトをご覧ください。
電話番号: 0857-72-0087
今後の展開にもぜひご注目ください。