新時代を切り開くデータ同期ツール「Gluesync 2」の登場
2025年6月26日、株式会社クライム(東京都中央区)は、イタリアと米国を拠点とするMOLO17社が開発した最新のデータレプリケーションツール「Gluesync 2」を発表しました。この新製品は既存のデータ同期の概念を刷新し、単なるソフトウェアから包括的なプラットフォームへと進化を遂げています。
Gluesync 2の特徴と革新
Gluesync 2は、長期にわたる開発を経てリリースされた大規模なアップデートであり、新しいアーキテクチャを基にした多くの革新機能を搭載しています。その設計には、将来の技術革新を見据えた強化点が盛り込まれており、ユーザーにとっても操作が容易な環境を提供します。
1. 次世代アーキテクチャ:ハイブリッド対応
新しいアーキテクチャには、エージェント、コアハブ、APIなどの各コンポーネントが追加され、これによってオンプレミスとクラウドの両方でハイブリッドなデータワークロードを実現します。また、リレーショナル(RDBMS)と非リレーショナル(NoSQL)データモデルの両方に対応可能です。
2. ステートフルアーキテクチャへの移行
Gluesync 2で特に注目すべき点は、ステートレスからステートフルアーキテクチャへの移行です。これにより、実稼働データベースに直接影響を与えることなく、データ構造の変更が容易になり、意思決定機能が強化されます。また、セキュリティと安全性の強化がなされています。
3. Core Hub:プラットフォームの中核
Gluesync 2の中核をなすのはCore Hubであり、重要なタスクに関与します。このコンポーネントはAPIやWebソケットを通じてデータ連携を行い、ユーザーにとって豊かな体験を提供します。このようなリアルタイムデータの管理により、より効率的な業務プロセスが可能となります。
強化されたAPIと合理化されたデータ管理
新たに搭載されたAPI機能は、監視だけではなく、管理操作をも可能にします。これにより、開発者がRESTクライアントインターフェースを通じて複雑なタスクを管理でき、プラットフォームの柔軟性が向上しています。また、新しいコントロールプレーンは、データフローの設定や管理を直感的に行えるUIを提供し、ユーザーにとってさらに使いやすくなっています。
拡張されたRDBMSサポート
Gluesync 2は、OracleやPostgreSQL、MS SQL Serverなど多様なRDBMSのレプリケーションをサポートし、汎用性と適用性を大いに向上させています。これにより、様々なデータベース環境での利用が可能となり、多くの企業に貢献できることが期待されています。
まとめと今後の展望
新たに登場した「Gluesync 2」は、データ同期の新しいスタンダードを確立するポテンシャルを持ったツールです。特に、企業におけるデータ管理の容易さ、柔軟性、そして安全性を高めるための機能が豊富に揃っています。今後、Gluesync 2を通じて、データ管理の新たな時代が訪れることを期待したいと思います。
価格と評価版
「Gluesync 2」の価格はオープン価格で年間サブスクリプションライセンスに基づいています。また、30日間の無料評価版がクライムのホームページを通じて申し込むことができます。
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【会社情報】
株式会社クライムは1984年に設立され、クラウドやデータベースなどの分野でソフトウェアの販売・企画・保守・サポートなどを提供しています。所在地は東京都中央区日本橋蛎殻町1-36-7です。さらなる詳細は
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