高層ホテル客室の空気環境への注目
近年、高層ホテルにおいて窓が開かない客室が一般的になってきました。これに伴い、商品の進化や新しい設計が求められていますが、客室の空気環境については忘れがちな存在となっています。株式会社HONUは、この状況を踏まえ、高層ホテルの客室における空気環境の問題点を6つのチェックポイントにまとめ、注意が必要な点を明らかにしています。
窓が開かない客室の難しさ
窓が開かないということは、外の空気と断絶されているため、空気の状態を目視で判断することが難しいということです。設計当初は機械換気によって快適な空間が保たれますが、10年以上経過すると給気と排気のバランスが崩れ、空気の質が悪化する懸念があります。定期的な点検がより重要になってくる理由です。
外調機の存在とその影響
外調機は主に外部の空気をフィルターを通じて取り込み、室内の空気を循環させる役割を果たしています。しかし、この外気が温度や湿度の調整なしにそのまま客室に入り込んでしまうことがあります。特に繁華街に位置するホテルでは、外の匂いがそのまま室内に持ち込まれるケースもあり、注意が必要です。客室から見えない場所に設置されているため、その存在が忘れられがちですが、メンテナンス契約やフィルターの状態を定期的に確認することが推奨されています。
空気環境チェックポイント
HONUでは、客室の空気環境を改善するための重要な6つのチェックポイントを設定しています。
1.
気流チェックの実施:半年に1度のペースで気流の確認を行うことが推奨されています。
2.
外調機のフィルター管理:清掃や交換の記録を定期的に確認しましょう。
3.
フィルターの確認頻度の見直し:窓換気の代わりにこのフィルターが埃を受け止めているため、適切なサイクルで清掃する必要があります。
4.
湿気管理:強い排気が整えば、相対湿度も落ち着くため、清掃スタッフからのフィードバックに耳を傾けることが重要です。
5.
年1回の洗浄習慣の確立:空調とカーペットの清掃は年に1度が目安です。
6.
専門業者による施工:天井内に関しては、資機材と技術を持つ専門業者に依頼することが不可欠です。
改善事例の紹介
HONUが関東圏のシティホテルで実施した空調の分解洗浄では、客室の吹き出し口の風速が約4倍に回復した実績があります。これにより、風量が改善され、その結果として空気の質も良くなりました。窓が開けられない環境であっても、機械換気の力を取り戻すことが可能です。
今後の活動について
HONUでは、今後も高層ホテルや旅館の客室品質向上のため、空気環境に関する知見を発信していく方針です。今回の6つのチェックポイントをより詳しく掘り下げた記事を順次公開していく予定です。これにより、宿泊者が安心して快適に過ごせる空間作りに貢献していきます。
会社情報
会社名:株式会社HONU
所在地:東京都港区赤坂9-1-7
代表者:代表取締役 内田賢一
事業内容:ホテル・旅館向けの客室禁煙化、リフレッシュ施工、業務用空調の分解洗浄など
サービスブランド:触媒のチカラ(HONU)
公式サイト:
HONU公式サイト