千葉ロッテマリーンズとモリトが共催
2025年8月21日(木)と22日(金)、千葉ロッテマリーンズとモリト株式会社が協力し、「FOR THE MARINE プロジェクト」として、ZOZOマリンスタジアムで特別なSDGs出前授業を行います。このイベントは、海洋汚染の問題に焦点をあて、子どもたちにその重要性を伝え、アップサイクルを体験する機会を提供します。
開催概要
授業は14:30から15:30までの1時間で、会場はZOZOマリンスタジアムのカンファレンスルームです。参加対象は小学生と中学生、その保護者です。各日20名、合計40名の募集となっており、参加は無料。応募は7月29日から8月10日まで、千葉ロッテマリーンズの公式サイトから受け付けています。参加者にはロッテ戦の観戦チケットもプレゼントされるという特典もあります。
学びを体感するプログラム
授業では、まず海洋汚染、特にプラスチック問題についての座学が行われます。参加者はこの問題の深刻さや、私たちの生活との関連性、そして自分たちにできることを学びます。その後、選手が実際に着用していたユニフォームパンツを使ったアップサイクルワークショップが行われます。このワークショップでは、自分の「お守り」を作る体験ができ、手を動かすことで実際に資源の大切さを感じることができます。
海洋汚染問題への取り組み
近年、日本は海に囲まれているにもかかわらず、海洋汚染の問題が深刻化しています。本プログラムは、こうした問題に取り組みながら、子どもたちに環境意識を高めてもらうことを目的としています。モリトは、サステナブルなプロジェクト「Rideeco(R)」を通じて、衣料品の生産過程で出る廃材のリサイクルにも取り組んでおり、資源循環型社会の実現を目指しています。
昨年のイベントでは、廃漁網を利用したマルチホルダー作りのワークショップが行われ、全国から約600名の申し込みがありました。参加者は「球場で学ぶことができた」と評価し、自分で作ったアイテムを大切に使用したいとの声も多数寄せられました。
FOR THE MARINE プロジェクトの意義
モリトと千葉ロッテマリーンズの共同プロジェクト「FOR THE MARINE」は、海洋汚染問題の解決を通じて持続可能な社会を目指す取り組みです。海の街に本拠地を持つ千葉ロッテマリーンズと、長年にわたって衣料品の付属品を手がけてきたモリトが共に、環境問題に挑戦しています。
モリト株式会社について
モリトは1908年に設立され、アパレル付属品の企画・開発・販売を行っています。世界中で多くのグループ会社と連携し、製品開発に取り組んでおり、ハトメ・ホックなどの国内市場シェアでもトップクラスです。最近ではサステナブルに配慮した製品開発が注目されています。公式サイトでは、詳細な情報や取り組みを見ることができます。