2025年11月12日(水曜日)、ベルサール御成門タワーにて開催される『BANK SUMMIT 2025』は、全国の銀行やスタートアップ企業が一堂に会し、新たな地域貢献モデルを模索する貴重な機会です。特に、高知銀行の河合祐子頭取と山梨中央銀行の古屋賀章頭取が登壇し、それぞれの視点から『スタートアップ連携による地域貢献』や『地方銀行の未来』について具体的なビジョンを示します。
イベントは、河合頭取がセッション「なぜ今、地銀がスタートアップと組むべきか」と題して、静岡県で毎年開催されるスタートアップ連携イベント『TECH BEAT Shizuoka』の経験を基に、地域経済にどう貢献できるかを語ります。彼女は、米国の銀行での経験や、日本銀行での職務を通じて得た豊富な知識と実績を地域銀行の運営に活かしています。
もう一つのセッションでは、古屋頭取が地方銀行の役割や未来について掘り下げます。長期ビジョン『Value Creation Company 2034』を掲げる古屋頭取は、これからの時代における地方銀行の役割を深く考察し、地域社会との関係を如何に強化していくかを説明します。彼は、銀行業界において、地域貢献が求められる現代において、地方銀行がその領域で果たすべき役割について語ります。
この大会では、全国55行以上の銀行とスタートアップが参加し、多様な視点から地域貢献に関する議論が展開されます。モデレーターには、NOBUNAGAキャピタルビレッジの代表取締役社長、峠清孝氏が務め、これまで55社に投資を行なってきた彼の視点からの洞察も期待されています。
参加者は銀行関係者や銀行系VC、スタートアップのCEOが中心で、合計200名が参加予定です。主催は『THE SEED』で、住友不動産株式会社が会場提供を行います。運営パートナーには、SMBCベンチャーキャピタルやほくほくキャピタル、山梨中央銀行など著名な金融機関が名を連ねています。
このイベントに参加することで、地域銀行とスタートアップ企業の新たな協力関係が生まれ、多くの実践的なアイデアが生まれることでしょう。地域の経済活性化を目指す両頭取の努力とビジョンにご期待ください。ぜひ参加申し込みをお忘れなく!