新たな犬猫シェルター増設プロジェクト
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)は、静岡県沼津市を拠点とした動物福祉向上のため、犬猫の保護シェルターを増設するためのクラウドファンディングを開始しました。近年、動物の飼育形態が多様化する中で、特に高齢者や経済的な理由から飼えなくなるケースが増加しており、行き場を失った犬猫の受け入れが求められています。これに対してCAHAは、医療的ケアや行動特性への専門的な対応を必要とする犬猫を保護するための拠点拡大を計画しています。
背景と必要性
日本における動物飼育者の高齢化や経済事情により、特に老齢や疾患を抱える犬猫の保護依頼が増えており、CAHAはこれに応えるために新しい保護シェルターの設立を急務としています。これまでの運営はB to Bビジネスによる収益を主な財源としていましたが、受け入れ頭数には限界が現れ、現在は38頭の犬猫しか受け入れられない状況です。
プロジェクトの目的と具体的内容
本プロジェクトの第一の目標は、行き場のない犬猫を保護するための収容スペースを拡大することです。また、動物福祉の国際基準に準拠した医療体制や行動ケアの提供を目指します。具体的には以下のような施策を計画しています:
- - 保護受入頭数の強化:受け入れ場所の確保と、犬猫115頭の保護
- - 医療・看護機能の改善:慢性疾患を持つ動物への継続治療と感染症対策
- - 行動学的アプローチの整備:不安や攻撃行動に対する専門的トレーニング
- - QOL向上のための環境エンリッチメント:運動スペースやストレス軽減のための設備導入
これらの整備により、保護動物が尊厳ある生活を送れる環境づくりを進めています。
支援金の使い道
集まった支援金は、保護動物のQOL向上および持続的運営のために使用されます。具体的な使い道としては、以下の項目が挙げられます:
- - 新規シェルターの取得および改修費
- - 獣医療にかかる費用
- - 行動学的ケアに関するプログラム実施費
- - 環境エンリッチメントに必要な資材の整備費
本プロジェクトでは、支援金の使途について透明性を確保し、報告書を通じて公表することを約束しています。
専門家による保護体制
CAHAでは、獣医師や動物看護師、行動学専門家など、多様な専門家が連携し、動物の健康状態や行動特性を評価した上で、最適なケアを提供します。これにより、各犬猫に合った保護とケアが実現できる基盤を築いていきます。
代表理事コメント
「私たちは保護犬猫それぞれに必要なケースマネジメントを重視しています。社会全体で動物福祉のインフラを支える必要があります。」と代表理事の望月紗貴氏は強調します。彼女は、このクラウドファンディングを通じて、より多くの人に動物福祉の重要性を理解してもらい、共に新たなモデルケースを作り上げていきたいと述べています。
このプロジェクトは単なる保護施設の増設にとどまらず、動物福祉の質の向上を目指したモデルケースとなることを目指しています。地域との連携や人と動物の共生を推進する教育活動など、全国的な保護体制の標準化と高度化にも貢献することが期待されます。
参加方法
このプロジェクトへの参加や支援方法については、CAHAの公式ウェブサイトを通じて情報が提供されています。共に動物福祉の未来を築き上げるための一歩を踏み出しませんか?