埼玉工業大、DXハイスクール支援
2024-07-08 14:30:56

埼玉工業大学、DXハイスクール事業の推進を支援 ~高校のデジタル化を支援する、大学ならではの取り組み~

埼玉工業大学は、高等学校におけるデジタル技術と理数分野の教育強化を目的とした文部科学省の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校に対し、大学ならではの支援を積極的に展開していくことを発表しました。

同大学は、DXハイスクール事業の推進に向け、新たに「DXハイスクール対策チーム」を編成。情報系、理工系、文理融合の各分野の専門家を擁する同大学は、デジタルものづくりの体験、データサイエンスやAIに関する研修、ICT活用方法の習得、理数探究授業の充実に向けた指導、デジタルを活用した授業に関するアドバイスなど、幅広い支援を提供していきます。

大学が持つ豊富なリソースを活用することで、高校生は、3Dプリンターによるものづくり体験や、自動運転バス乗車体験など、実践的な学びを通してデジタル技術を習得することができます。また、大学の研究設備や施設を活用することで、より高度な学びを追求することも可能になります。

同大学は、DXハイスクール事業を通して、高校生のデジタルリテラシー向上に貢献するとともに、地域社会全体のデジタル化を促進していくことを目指しています。

大学ならではの支援内容



埼玉工業大学は、DXハイスクール事業の推進に向け、以下の支援内容を予定しています。

デジタルものづくりの体験: 3Dプリンターを用いたものづくり体験を通して、デジタル技術を活用したモノづくりのプロセスを学ぶことができます。
数理・データサイエンス・AIに関する研修: データ分析や人工知能に関する基礎知識を習得し、データ活用能力を育みます。
ICT活用方法の習得: コンピューターやネットワークに関する基礎知識を習得し、デジタルツールを効果的に活用できるスキルを身につけます。
「理数探究授業」の拡充への導き: 理数分野の探究心を深め、課題発見・解決能力を育成します。
デジタルを活用した授業に関するアドバイス: 授業内容や教材のデジタル化に関するアドバイスを提供し、より効果的な授業展開を支援します。
導入した設備の活用法に関するサポート: 大学が保有する研究設備の活用方法を指導することで、実践的な学びを促進します。

充実した研究設備と専門性の高い教員陣



埼玉工業大学は、情報系、理工系、文理融合の各分野において、高い専門性を有する教員陣と充実した研究設備を備えています。

3Dプリンター: 複雑な形状の部品を造形することができ、機械設計や製品開発におけるデジタル技術の活用を体験することができます。
情報基盤センター: 3つのコンピューター実習室を備え、情報リテラシー教育から先端研究まで、幅広い情報教育に対応しています。
自動運転車両: 自動運転技術に関する実践的な学びを促進し、次世代のモビリティ社会を担う人材育成を支援します。
ものづくり研究棟: グリーントランスフォーメーション(GX)への取り組みの一環として、クリーンエネルギー技術開発センターを設立し、脱炭素社会の実現に向けた研究開発を推進しています。

高校のデジタル化を支援する、大学ならではの取り組み



埼玉工業大学は、大学が持つリソースを最大限に活用し、DXハイスクール事業の推進に向けた様々なコンテンツを提供することで、高校生のデジタル化を支援していきます。

同大学は、今後も、大学と高校の連携を強化することで、次世代を担う人材育成に貢献していくことを目指しています。


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