北広島市と北海道ガス株式会社が環境価値の地域循環に向けた協定を締結
2026年10月23日、北海道北広島市は、北海道ガス株式会社(本社:北海道札幌市)との間で、環境価値の地域循環及び省エネ・脱炭素に向けた包括連携協定を締結しました。この協定は、両者が持つ資源を有効活用することで、地域経済の活性化を図り、「自然と創造の調和した豊かな都市」の実現を目指すものです。
協定の詳細
この包括連携協定は北広島市役所本庁舎5階の委員会室で行われました。協定には以下の連携事項が含まれています:
1. 地域資源を活用し、環境価値の循環で地域ブランドの価値を向上させる
2. 市内施設の災害強靭性向上及び省エネへの取り組み
3. 地域の教育、芸術、文化の振興
4. その他地域課題の解決に関すること
これにより、地域資源が効率的に利用され、持続可能なまちづくりが進められます。
クリーンガス証書の取り組み
協定の中で特に注目されるのは、北広島市の終末処理場「アクア・バイオマスセンター北広島」で生じるバイオガスを「クリーンガス証書」として認証し、市内で循環させる取り組みです。これまでは、バイオガスは施設内で燃料として自家消費されていましたが、この証書化により、バイオガスの環境価値を市内のガス需要家に還元することが可能となります。
この取り組みが成功すれば、都市ガス導管に接続されていない施設のバイオガスを環境価値としてクリーンガス証書に転換する取り組みとしては、国内初となります。これにより地域内でのバイオガス利用が促進され、環境保護やエネルギー効率の向上が期待されるのです。
目指す未来
北海道ガス株式会社と北広島市は、今回の協定を通じて環境価値の地域循環と省エネ・脱炭素化の取り組みを進めることで、地域経済の活性化を図り、持続可能な社会を実現することを目指しています。協定締結を機に、地域に根ざした取り組みが一層進展し、住みやすい街づくりが進められることが期待されます。両者が力を合わせ、これからの地域の未来を築いていく姿勢が見える、非常に意義深い協定となりました。