全世代に広がる「推し活」がもたらすしあわせの実態とは？

推し活＝自己表現？

全世代に浸透する「推し活」がもたらす持続的なしあわせとは？

最近の調査によると、全世代にわたって「推し活」が生活の一部となっていることが確認されました。特に、独身女性が「推し活」を通じて得る幸福感は、予想以上のものかもしれません。今回はその詳細と、推し活がもたらすしあわせについて探っていきます。

しあわせの新しい形

株式会社ファーストが実施した「しあわせなときに関する調査」では、参加者265名の意見を集めました。調査の結果、「家族や友人、恋人、ペットと過ごす時間」が55.8%と、多くの人がこの瞬間をしあわせと感じていることがわかりました。一方で、興味深いのは「推し活」が7位にランクインしている点です。自分の推しを応援することが、今やしあわせの重要な要素となっているのです。

推し活の実態

特に注目すべきは、推し活を「しあわせな状態」と感じる人口の年齢層です。平均年齢は40.4歳と高めですが、この層の女性（82%）や未婚者（64%）から高い評価を得ています。通常は若年層に限られると思われがちな推し活が、こんなにも多くの人々に影響を与えているのです。

幸せ度の向上

調査では「ここ1ヶ月のしあわせ度」と「最も幸せだったときのしあわせ度」が、全体平均より高い数値を示しました。これは、推し活を通じて日常生活に幸福感を持ち込むことができる層が存在していることを示しています。

47歳未婚のAさんは、「推し活のおかげで、日常生活が楽しくなった。自分のお金や時間を自由に使えるからこそ、自分の楽しみが広がっている」と語っています。