ランサムウェア対策
2025-11-21 13:33:39

アセンテック、新たなランサムウェア攻撃対策ソリューションを発表

アセンテックの新たなセキュリティソリューションのご紹介



アセンテック株式会社は、企業を狙うランサムウェア攻撃から守るための新しいセキュリティソリューションを発表しました。その名も、「特権IDの防御」と「不変性バックアップ」に基づく二重防御。今回のソリューションは、特権アクセス管理のリーディングカンパニーであるKeeper Security社と、エンタープライズクラウドストレージの専門企業であるWasabi Technologies社の技術を組み合わせたものです。

ランサムウェア攻撃の新たな手法



最近のランサムウェア攻撃は、単なるデータの暗号化だけでなく、攻撃者が特権IDを搾取し、その権限を利用してネットワーク全体にアクセスするという手法が広がっています。特に、攻撃者がシステム内の最高権限を奪取した後、バックアップストレージに対する攻撃を行い、データの改ざんや削除を試みることが増えています。このようなプロセスを踏まえて、アセンテックは本ソリューションを開発しました。

ソリューションの特徴



このソリューションは、以下の二つの製品を基盤としています:

1. 特権ID防御によるセキュリティの強化


Keeper Securityが提供する特権アクセス管理(PAM)の技術は、特権IDを高度に暗号化されたコンテナに収納し、最小権限でのアクセスを実現します。これにより、攻撃者は特権IDを不正に取得し、ネットワーク全体に侵入することができなくなります。また、アクセス操作の記録と監視機能により、不正な行為が発生した際には、すぐに検知・制限が可能です。

2. Wasabiのクラウドストレージによるデータ保護


Wasabiのイミュータブルストレージは、データの改ざんや削除を物理的に防ぐことができます。このストレージに保存されたデータは、設定された保持期間内にはいかなる第三者による操作も許可されません。さらに、MUA(マルチユーザー認証)機能により、データに対する破壊的な操作は、複数の承認が無い限り実行できないため、企業は常に安全な復旧ポイントを確保することができます。

まとめ



現代のサイバーセキュリティ環境において、二重防御ラインを構築することは、非常に効果的なアプローチです。アセンテックの新ソリューション導入によって、企業は迅速かつ確実にビジネスを復旧させることが可能になり、サイバーレジリエンス(回復力)が劇的に向上します。今後もアセンテックでは、サイバー攻撃の脅威に立ち向かい、最適なセキュリティソリューションを提供し続けます。

参考情報



アセンテックについて


アセンテック株式会社は、仮想デスクトップに関連する製品の開発・販売及びコンサルティングサービスを展開しています。当社の企業理念は「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイル変革に貢献する。」です。今後も持続可能な社会への貢献を目指し、ESG活動を強化してまいります。

会社情報

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アセンテック株式会社
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