縦型映像の新境地、『走馬灯』が審査員賞を受賞
2025年に開催されたNikon Presents-Vertical Movie Awardにて、株式会社リソースクリエイションの映像制作チーム「Bee Studio」が手掛けたショートドラマ『走馬灯』が審査員賞を受賞しました。この受賞により、縦型映像の可能性と新しい表現方法が注目されています。
受賞作品『走馬灯』の概要
受賞作品『走馬灯』は、監督や脚本を手掛けた伊藤優太氏により制作され、プロデューサーの森流星氏が関与しています。また、俳優には駒井蓮さんや堀田眞三さんなどの実力派が揃い、感情豊かな演技で視聴者を魅了しています。この作品は、2024年1月1日を起点に、石川県能登半島で発生した大地震が引き金となり、主人公のひまわりが家族との思い出を辿りながら心の葛藤を克服していく感動的な物語です。
あらすじ
物語の舞台は新年を迎える街の中。年末年始にティッシュ配りのアルバイトをしていたひまわりは、突然震度7の大地震に襲われます。父親との連絡が取れない中、彼女は叔父健一との思い出を走馬灯のように回想します。その後、地震の影響を受け避難所で生活することになったひまわりは、健一が亡くなったことを知らされ、深い喪失感に苛まれます。しかし、その夜、彼女の元に奇跡が訪れます。この作品は家族愛や生きる力を描き、視聴者に深い感動を与える内容となっています。
NIkon Presents- Vertical Movie Award 2025 について
このプロジェクトは、「Create New Timeline」をテーマにした縦型映像専門のショートフィルムアワードで、新しい映像表現を発見・発信する目的があります。多くの作品が「人生の瞬間」を描き、独創性や物語の深さが重視され、審査員によって厳選された結果、リソースクリエイションの『走馬灯』が受賞しました。
監督 伊藤優太のコメント
伊藤監督は受賞の際、「『審査員賞』をいただけたことに非常に喜びを感じています。この作品は、未来の地震への警鐘ともなり得る作品で、忘れてはいけないものを忘れないというテーマのもと制作しました。これが多くの人々の心に届くことを願っています」と語りました。
「Bee Studio」について
リソースクリエイションが運営する「Bee Studio」は、自分たちにしかできない映像作品を創作するために設立されたチームです。特に縦型映像を中心としたコンテンツ制作を行い、視聴者に新たな楽しみを提供しています。TikTokでは、様々な作品が視聴可能です。
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会社概要
株式会社リソースクリエイションは、東京都港区に本社を構え、様々な事業を展開しています。人材ソリューションからSNS、マーケティング、クリエイティブ事業にまで幅広く取り組んでおり、設立以来、成長を続けています。公式サイトやInstagram、TikTokにて、その最新情報を発信しています。
このように、リソースクリエイションの映像制作チーム「Bee Studio」が新たな才能を発掘し、今後も様々な作品を世に送り出すことに期待が寄せられています。縦型映画の新しい可能性を示した『走馬灯』の受賞は、その第一歩と言えるでしょう。