藤田嗣治特別展
2025-06-28 09:17:18

神戸市立小磯記念美術館で藤田嗣治の魅力を7つの視点で楽しむ特別展!

神戸市立小磯記念美術館で開催される藤田嗣治の特別展



神戸市立小磯記念美術館は、2025年6月29日から9月15日まで、「藤田嗣治7つの情熱」という特別展を開催します。この展覧会では、印象派の画家であり、日本とフランスの文化を巧みに融合させたアーティスト、藤田嗣治の多面的な芸術的表現を7つの視点から解き明かします。監修は、藤田研究の第一人者であるシルヴィー・ビュイッソン氏が行い、藤田の創作のルーツを「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」といったテーマで掘り下げます。

展覧会の見どころ



展覧会は二部構成になっており、第一部では藤田の作品を中心に、フランス国内の個人コレクションから厳選された132点の版画や油彩、素描、資料が展示されます。この展示では、藤田の創作活動がどのように形成されたのか、彼が描き続けた多様なテーマを通して改めて考察する機会を提供します。

第二部では、藤田と親しい関係にあった9名の日本人画家、例えば東郷青児や川島理一郎の作品も展示され、藤田が持っていた影響力をより広く理解するための手助けとなるでしょう。さらに同時開催の「小磯良平作品選Ⅱ」にも注目です。こちらでは、小磯良平の作品が展示され、藤田の時代を生きた他のアーティストの視点からのアプローチが提供されます。

開催情報



特別展「藤田嗣治7つの情熱」の開催は、2025年6月29日から9月15日まで。開館時間は10時から17時まで、入館は16時30分まで受け付けています。休館日は毎週月曜日ですが、特定の日(7月21日、8月11日、9月15日)は開館となります。

入館料は一般1200円(20名以上は1000円)、大学生は600円(団体料金は500円)、高校生以下は無料とし、様々な層のお客様にご来館いただけるよう配慮されています。また、神戸市在住の65歳以上の方や障がい者手帳をお持ちの方には割引制度もあります。

主催と協力



この特別展は、神戸市立小磯記念美術館と神戸新聞社が主催し、日本航空などの協力によって実現しました。また、在日フランス大使館やアンスティチュ・フランセといった文化機関からも後援されています。文化的な交流と理解を深めるための絶好の機会として、この展覧会は期待されています。

藤田嗣治の作品に触れ、彼の情熱や思考、そして時代背景をを感じることができるこの特別展は、必見のイベントとなっています。芸術愛好家や歴史に興味のある方だけでなく、幅広い世代のお客様が楽しめる内容となっています。神戸市立小磯記念美術館で、藤田の情熱を体験してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社 神戸新聞社
住所
兵庫県神戸市中央区東川崎町1-5-7
電話番号
078-362-7100

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