株式会社Leachが高松で起業トークイベントに登壇
2025年2月27日、香川県高松市のオープンイノベーション拠点「Setouchi-i-Base」で開催された起業家トークイベントに、株式会社Leachの代表取締役、冨永拓也が登壇しました。本イベントは「独立・起業の地図 in 高松」のタイトルで、新規事業創出を目的としたもので、起業や事業革新に興味を持つ約11名の参加者が集まりました。会場はほぼ満席となり、参加者同士の活発な議論が交わされました。
関わりの深い企業の招待で実現
このイベントはアルムナス株式会社の代表取締役、名智伸明氏からの招待によって実現しました。冨永氏は、スタートアップでの経験を活かし、自身の経歴を交えながら、起業の魅力と実践的なアドバイスを提案しました。
経歴と起業への決意
冨永氏は、スタートアップでのインターンシップを経て、3社全てが上場を果たした背景から、早くから起業への意識を抱いていました。「大企業が強い中でスタートアップが参入できる一番のチャンスは、技術的な転換期である」とし、2015年の東芝入社時に訪れたスマートフォンへの移行期を例に挙げます。更に、2024年には「生成AIがインターネット以上の革新をもたらす」と確信し、起業する決意を固めたと語りました。
起業とその後の変化
冨永氏は、起業することで「想像よりもリスクが低い」ことに気づいたと振り返ります。また、退職したことで覚悟が決まり、むしろ仕事が増えるようになったことも述べました。奮闘した仲間探しや顧客獲得については、「これまでの人脈をフル活用し、自分の起業の意志を周囲に示すことが重要だ」と語りました。
ビジネスアイディアの探求
事業アイディアの見つけ方について、冨永氏は「上場企業の営業利益の高いビジネスモデルを徹底的に分析し、海外のスタートアップの流行を研究することで新たなアイディアのヒントを得られる」と説明しました。また、三重県伊賀市の株式会社ナベルでのヒアリング経験を通じて、中小企業が直面するリアルなDX課題を理解し、その情報がサービス開発に寄与したことも強調しました。
今後の展望を語る
今後の計画について、株式会社Leachは「Japan as No.1を取り戻す」という使命のもと、生成AI技術を活用したDX推進に取り組む方針を明示しました。地方企業の業務効率化や生産性向上を目指し、地域経済の活性化や日本の競争力強化を図ることを目指しています。
イベント後の反響
Setouchi-i-Baseからは、「参加したかったがスケジュールが合わず不参加となった方々からも、イベント内容に関心を持った問い合わせを受けた」とのコメントが寄せられ、その高い注目度を示しました。このようにイベントは安定した反響を得ることができました。
今後の取り組み
株式会社Leachは、今回のイベントを通じて得たインプットをもとに、中小企業向けのDX支援活動を強化します。具体的には、生成AIを用いたビジネス導入のコンサルティングや、企業向け研修・ワークショップを実施する予定です。この取り組みを通じて、日本企業が生成AI技術を効果的に活用し、競争力を高められるよう全面的に支援していく所存です。
トークセッションの登壇者たち
イベントにはアルムナス株式会社の名智伸明氏や、株式会社BLUE DOTSの前橋卓弥氏など、起業に情熱を持つ他のスピーカーたちも登壇し、多彩な視点から意見が交わされました。
株式会社Leach 概要
株式会社Leachは、フルスタック・エンジニアによるITコンサルティングや生成AI開発、業務システム構築などを行う企業です。短期間で上場企業との共同案件を実現しながら、日本の技術力を強化することを目指しています。今後も地域企業のデジタル変革をサポートすることで、日本全体の経済成長に寄与していくことが期待されています。
詳細な情報については、Leachの公式ホームページやSNSを通じてアクセスできます。