株式会社obnizがCES 2025に初出展し新機種を発表予定

株式会社obniz、CES 2025に初出展

株式会社obniz（東京都豊島区）は、2025年1月7日から10日に米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に参加し、新製品「Intelligent Edge」を発表します。この新機種は、遠隔地にある機械とのコミュニケーションを可能にし、スマートフォンを活用した新しいIoT体験を提供します。

Intelligent Edgeの特徴

「Intelligent Edge」は、遠く離れた機械との対話を手軽に実現するスマートフォンです。これにより、機械の稼働状況やエラー情報をリアルタイムで把握できるようになります。そのため、特に製造業やIoT環境での効率化が期待されています。

obnizは、独自のOS「obniz OS」を搭載し、アプリ「obniz Now」に対応しているため、ユーザーは簡単に操作できる点が魅力です。必要な機能はアプリから選択でき、複雑なプログラミングは必要ありません。これにより、大型製造装置から小型の玩具まで、ほぼすべての電気機器に対応可能です。

CES 2025での出展概要

obnizは、日本貿易振興機構（JETRO）のサポートを受け、スタートアップ企業が集まる「Eureka Park」エリアのJ-Startup/JAPANパビリオンにブースを設けます。Intelligent Edgeは、2025年4月に一般発売を予定していますが、一部の企業には先行販売も行います。CES訪問者は、ブースでの商談やパートナーシップ提携に関する相談が可能です。

簡単な導入と管理

Intelligent Edgeは、ユーザーが購入後、アプリをインストールすることで即座に利用開始できます。また、無線および有線の多様な接続方式に対応しており、特別な処置なしでほとんどの機器に接続可能です。これにより、開発予算が限られている企業でもIoT化が行いやすくなります。

新機種は、低消費電力設計が施されており、電池でも動作するため、環境に優しいオプションでもあります。使用コストも非常に低く、従来のIoT機器と比較して年間の電気代を大幅に削減できます。これにより、IoTの導入がさらに身近なものになります。