メタバースで未来の農業を探る新しい試み
日本の農業が直面している問題は多岐にわたります。後継者不足やコストと収益のバランス、加えて気候変動といった課題を抱えています。これらの問題に対して、IT技術が十分に活用されていない現状を打破するために、「メタバース×マーケティング講座」がスタートします。この革新的な学習プログラムは、農業の社会的な課題に新しい解決策を見出すためのものです。
新たな学びの場、メタバース17Campus
このプログラムは、桧山農場との共同で運営され、2023年4月27日から8月24日まで実施されます。プログラムの終わりには、参加者による実践的なイベントも行われる予定です。受講者は、実際のマーケティング手法とメタバースの活用を学ぶことができ、農業の持続可能な未来に貢献するためのアイデアを提案することが求められます。
プログラムの一環として、桧山農場からの深い農業知識を基に、自然栽培や有機栽培に関する理解を深める機会が提供されます。また、メタバースの基本から応用に至るカリキュラムが整備されており、参加者は集客戦略やイベント運営の技術を学ぶことができます。
具体的なカリキュラム内容
参加者は、以下のようなテーマについて学びます:
- - 自然栽培・有機栽培の現状
- - メタバースの基礎及びマーケティングの導入
- - ターゲット設定および集客戦略
- - メタバースのテンプレートカスタマイズ
- - AIを活用した広告作成技術
- - メタバースイベントのプロモーション戦略
さらに、イベント企画やストーリーテリングについても学び、実際にメタバース上でイベントを実施する経験を積むことができます。これにより、地域に対する意識を高め、農業に関心を持つ人々を増やすことが狙いです。
参加者が持つ特権
受講終了後、参加者は、自らが設計したバーチャルワールドでイベントを開催する権利が与えられます。この取り組みによって、各自のコミュニティにおいて「農業」の魅力を広げていくことが期待されています。特に、2022年に行われた「meta田植え」イベントから得た気づきをもとに、参加者たちは農業や食に対する関心を高め、それを具体的な行動に移す方法を学ぶことができます。
フィールドはメタバース
メタバース上での学びは、物理的な制約を超え、異なるバックグラウンドを持つ参加者が一堂に会する機会を提供します。共に学び、議論し、アイデアを創出することができるこのプログラムは、農業だけでなく、多様性を重視した新しい学びの形を実現します。
ファシリテーターの紹介
この講座は、桧山農場を経営し、農業の革新に取り組んでいる檜山由美さんと中小企業診断士の小野晴世さんがファシリテーターとして携わります。両者ともに、WEB3やメタバースの活用に関心を持っており、農業の未来に対するビジョンを持ち合わせています。
詳細とお申し込み
この講座への参加申込みや詳細情報は、17Campusの公式ウェブサイトからご確認いただけます。未来を形作る新しい知識を手に入れる一歩を踏み出してみませんか?
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