BYSN HANNO ROASTERY、ついにオープン
埼玉県飯能市に、障害者雇用支援の新たな拠点「BYSN HANNO ROASTERY」が、2025年4月1日にオープンします。このプロジェクトは、「誰もが自分らしく生きる社会」を目指す株式会社スタートラインによって推進され、6番目のBYSNの拠点として設立されます。
スタートラインは、障害者が自分らしい生き方を追求できるようにするための様々な選択肢を提供しています。飯能市ではすでに、2020年から「IBUKI HANNO FARM」を運営しており、約80名の障害者が活躍中です。この新たなロースタリーは、さらに約30人の雇用の場を創出し、障害者の働き方の選択肢を広げることが期待されています。
BYSNの目的とは
BYSNとは、障害者が焙煎業務を行うための雇用支援サービスです。このサービスでは、障害者がプロ仕様の焙煎機を使用して、高品質なコーヒー豆を焙煎し、企業オリジナルブレンドコーヒーを作成します。これにより、焙煎されたコーヒーは企業内で振舞われたり、ノベルティグッズとしても利用されます。BYSNでは、コーヒーマイスターの資格取得のサポートも行っており、個々の成長を後押しする取り組みも魅力のひとつです。
無料見学会の開催
「BYSN HANNO ROASTERY」の開設を記念して、2025年3月29日には無料見学会が開催されます。求職中の障害者や就労支援者を対象に行われるこのイベントでは、以下のような体験が可能です:
- - BYSNとIBUKIの業務紹介や相談ができるブース
- - コーヒー豆の選別作業を体験できるハンドピック
- - 自家製コーヒーとハーブティーを楽しめるカフェスペース
- - 先着順で提供されるIBUKIで収穫された新鮮な野菜のプレゼント
- - 大人から子供まで楽しめる「縁日」も用意されています。
この見学会への参加は申込み不要で、誰でも気軽に立ち寄って体験できます。障害者とその支援者が集結し、共に学び合う貴重な機会です。
スタートラインの理念
株式会社スタートラインは、障害者雇用の新しい形を追求しており、『自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。』という理念の元で、障害者の採用および定着を支援しています。2009年の設立以来、当社は多様な障害者が自分らしく生きられる環境の創造に力を尽くしており、特に作業場の選択肢を広げることに注力しています。