無人店舗と喫煙ブースで進化する顔認識サービスの実証実験
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)が、自社開発の顔認識技術を用いた実証実験を行いました。実験は社内の無人店舗と喫煙ブースで実施され、この技術の有効性を確認することを目的としています。顔認識技術は、顧客の属性を匿名の仮想IDとして識別し、リアルタイムに利便性や満足度を評価します。
背景と目的
TMNはキャッシュレス決済インフラを専門とし、多様な小売業界へ貢献しています。顔認識技術の導入により、顧客と従業員の満足度を向上させるための研究が進められています。この技術は、接客業務において無人状態でも顧客の感情を分析し、サービス向上に寄与することを目指しています。具体的には、笑顔などのポジティブな表情を認識し、リアルタイムでデータを集積する取り組みが行われました。
実証実験の詳細
システムの設計
社内無人店舗と喫煙ブースにカメラを設置し、実際の利用者の顔認識を行いました。利用者を特定しない代わりに、仮想IDを用いて年代や性別、さらには利用時の表情を分析。これらの情報はダッシュボードで可視化され、瞬時に運用に活用されます。
無人店舗の実験
無人店舗では、購入時のセルフレジ操作が開始されるとカメラが作動します。決済が完了するまでの間に顔認識を行い、ユーザーの属性と併せて購買データを分析します。性別や年代毎の嗜好を知る手助けにもなり、最適な商品構成の確立に利用されると考えられています。
喫煙ブースの実験
喫煙ブースでは、利用者が実際に喫煙を行ったかどうかが記録され、このデータが月毎に社内で公開されています。これにより、喫煙時間の平均や頻度を把握し、健康経営の推進に寄与しています。
顔認識サービスの利点
この新しい顔認識サービスの活用には様々なメリットがあります。店舗にとっては、リアルタイムでの利用状況分析が可能となり、会員情報だけでなく非会員や非購買情報も分析対象に含めることができます。また、防犯対策としても利用でき、より安全な店舗環境を提供します。
今後の展望
TMNは将来的にこの顔認識サービスをPOSシステムと連携させ、流通業界向けの新しいマーケティングサービスを市場に提供することを計画しています。この取り組みにより、店舗利用者は新たに会員登録をする手間なく、おすすめ情報や特典を受け取ることができるようになります。さらに、顔認識による適応的なサポートを受けられることで、利用者の体験が一層向上するでしょう。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスについて
TMNは2008年設立以来、クラウド型電子決済システムを国内で初めて商用化しました。現在、多種多様な決済手段を提供しており、全国の小売業界で広く利用されています。今後は、さらなる技術革新を進め、安全な消費環境の創出に邁進します。
詳細な情報は
公式サイトをご覧ください。