「スポーツを止めるな」災害支援活動が輪島市で実施
2025年3月29日、輪島市門前町で「スポーツを止めるな」の災害支援活動が予定されています。この取り組みは、一般社団法人「スポーツを止めるな」が日本オリンピック委員会(JOC)と手を組み、アスリートたちが被災地の復興に寄与するためのものです。これにより、地域住民との交流を深め、スポーツを通じた支援の重要性を伝えていくことを目指しています。
参加アスリートと活動内容
今回の活動には、金沢市出身のブレイキン選手HIRO10(大能寛飛)を始め、東京2020大会やパリ2024大会に出場予定のアスリートたちが参加します。具体的には、ビーチクリーンやブレイキン体験など、地域の皆さんと一緒に楽しむ交流イベントを用意しています。
実施の概要
- - 日程: 2025年3月29日(土)
- - 活動内容: 1. ビーチクリーン
場所: 輪島市門前町黒島地区(黒島漁港近辺)
時間: 11:00頃~
2.
炊き出し・ブレイキン体験
場所: 門前東小学校
時間: 12:00頃~
・天候によっては活動内容や場所が変更になる場合があります。
参加アスリートについて
参加するアスリートは約10名を予定しており、JOCアスリートアカデミーに自ら参加意向を示した選手たちの中から選抜されています。これにより、より多くの地域との関わりを持つことが期待されています。このイベントには、一般社団法人NOTOTOおよびNPO法人北陸チャリティーレストランなど、地域の団体との協力も得ています。
スポーツを通じた支援の意義
「スポーツを止めるな」では、被災地支援活動を2つの柱で展開しています。ひとつは、アスリート自身が現地での支援活動に参加すること、そしてもうひとつは、スポーツ大会を通じて地域に活気をもたらすことです。また、高齢者向けのフレイル対策支援活動も視野に入れています。こうした取り組みを通じて、地域社会とアスリートの関係をより密接にすることが重要です。
中長期的な支援とコミュニケーション
「ワンスクール・ワンアスリート」というコンセプトのもと、地域の子どもたちとアスリートの「顔が見える関係」を構築し、定期的なコミュニケーションを通じて中長期にわたる支援を目指しています。これによって、地域のひとりひとりがトップアスリートに親しみを持ち、彼らを応援する意識を育むことが狙いです。
これからの展望
今後はアスリートによる現地のユース支援や、指導者のサポート、高齢者向けのスポーツコンテンツの開発など、地域社会への関与を深化させていきます。また、スポーツイベントを契機に人材を募るボランティア活動なども行う予定です。
お問い合わせ
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取材のお願い
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