企業研修を刷新する「アンコンかるた」
パナソニック インダストリー株式会社が自社の社員研修の新たな取り組みとして発表した「アンコンかるた」が、最近、社外企業でも高く評価され、研修ツールとして採用されることが決まりました。この「アンコンかるた」は、無意識の思い込みや偏見(アンコンシャスバイアス)についての理解を深めるために開発され、社員同士の対話を促進するユニークな試みです。
アンコンかるたの誕生経緯
このプロジェクトは、パナソニックが推進するDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)活動の一環としてスタートしました。社員から集めた「無意識の思い込みに関する標語」をもとに、五十音それぞれの標語を揃えた「アンコンかるた」を制作しました。この取り組みにより、日常の中の微妙な思い込みや偏見に対する気付きを促進し、より多様性を尊重した職場の実現を目指しています。また、職場でのコミュニケーションを活性化するために、標語を元にした職場内でのやり取りを描く「アンコンかるた動画」も制作されました。
社内外での評価と効果
社内では「アンコンかるた」が大変好評で、DEI研修の新しいツールとして活用されています。研修を受けた社員からは、楽しみながらも気づきを得ることができたとの声が寄せられています。この成功を受けて、他の企業でもこのツールが導入されることが決定し、パナソニックの取り組みが社会全体に広がっていく兆しがあります。
研修を通じた職場の文化変革
「アンコンかるた」は、無意識の思い込みに対する理解を深めるだけでなく、職場でのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を築くためにも重要な役割を果たしています。特に、多様なバックグラウンドを持つ社員が集まる中で、互いに理解し合う環境を作ることは不可欠です。
今後の展望
パナソニックでは今後も、既存のDEIの取り組みを強化し、より一層社員が働きやすい環境を整えていく方針です。「アンコンかるた」により、無意識の思い込みを学び、理解を深めることで、より良い未来を築いていくことを目指します。これからの展開が非常に楽しみです。
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