AIによる新時代の経理業務「NEO Accounting」
2026年4月24日、株式会社キャスターは経理業務を根本から変える新サービス「NEO Accounting」を発表しました。従来の経理業務は人が操作するのが一般的でしたが、AIを活用し、Slackでの指示に基づいて経理処理を自動で実行するこのサービスは、企業経営にとって新しい選択肢となります。
現状の経理業務の課題
経理業務は長らく、人の手によって行われてきました。アナログなプロセスは、労働力の減少や人材不足といった現代の課題により限界を迎えています。特に経理担当者に業務が集中することで、ブラックボックス化や属人化が進み、企業全体の機能に影響を及ぼすリスクが高まっています。
AIの導入に関心があるものの、複雑な業務フローや例外処理への対応が課題となり、実用化には至っていない企業も多く存在します。キャスターは、経理領域でのナレッジを蓄積し、「人が行う業務をAIが実行する仕組み」を設計することに成功しました。
「NEO Accounting」の基本機能
「NEO Accounting」は単なる補助ツールではなく、AIが経理業務を直接実行する初のサービスです。利用者はSlackで指示を出すだけで、AIが処理を自動的に判断し、会計ソフトを操作して業務を完了させます。これにより、従来必要だった人によるログインや作業が不要となり、経理処理がシームレスに行えます。
このサービスには、AI Claudeを使用し、freeeとのAPI連携を通じて業務を自動化しています。また、キャスターが自社開発した「Castcore」システムが、複雑な判断や例外処理もサポートし、安定したサービス提供を可能にしています。
期待される導入効果
この新しい経理システムの導入により、経理業務の環境は劇的に変化します。まず、月次決算から日次処理が可能になり、常に最新の数値を把握できるようになります。また、業務の標準化が実現され、属人化から解放されることで、担当者依存型の経営から脱却できるでしょう。
さらに、AIが最適な処理を自動的に判断して実行することで、処理工数の削減が図られ、コストダウンが可能になるとのことです。これは、特に限られた人員で経理業務を運営している企業や、業務が属人化している企業にとって有益です。
利用料金と導入プロセス
「NEO Accounting」は、導入時の設計と運用期間に分かれた料金体系を採用しています。
- - オンボーディング期間(3〜6ヶ月):7,500円/時間(税込8,250円)
- - 運用期間(月額):130,000円(税込143,000円)からスタートします。
この料金には、システム使用料、AIによる経理処理の自動化、品質チェックが含まれます。
会社情報
キャスターは、AIと業務プロセスの支援を通じて企業の生産性向上を目指しています。2014年の設立以来、リモートアシスタントサービスの需要に応じた多様なソリューションを提供し、成長を続けてきました。新たに「NEO Accounting」を導入し、経理の未来を切り開く企業の一つとして、世の中に変革をもたらすことでしょう。