伊藤超短波が女性の健康をサポート、フェムテックの普及へ向けて協力

伊藤超短波が日本フェムテックマイスター協会に加入

伊藤超短波株式会社は、女性の健康を支援することを目的とした「一般社団法人日本フェムテックマイスター協会」の賛助会員に加わったことを発表しました。この協会は、生理や妊活、更年期など、女性が抱える特有の健康問題に対し、テクノロジーを駆使した解決策を提供し、女性が活躍できる社会の実現を目指しています。

物理療法の重要性

国内では、物理療法の認知度は依然として低い状況です。伊藤超短波株式会社は、海外においては医療行為として定着している物理療法を、日本でも広める必要があると考えています。この療法は、電気や温熱、超音波などの物理的エネルギーを用いて、さまざまな健康問題の治療に活用されます。

女性の健康を支える取り組み

今回の協会加入を通じて、伊藤超短波は生理や妊娠、更年期といったライフステージごとに現れる女性特有の健康問題に対し、物理療法の技術や知見を活かして解決策を提供していく方針です。この社会的使命の一環として、同社はこれまでの100年以上にわたって築いてきた製品のノウハウを生かし、より多くの女性が健康で活躍できる環境作りに貢献していきます。

日本フェムテックマイスター協会の概要

協会は、以下の7つの事業を通じて、フェムテックの振興および女性の社会参加を推進しています。

1. フェムテックや妊活関連のセミナーイベントの企画・開催
2. 公認フェムテックマイスター講座の運営
3. 公認フェムテックマイスター資格の認定
4. フェムテック関連事業の調査・研究
5. フェムテック関連商品の開発支援
6. 女性活躍推進のための関連事業
7. 卵子凍結サービスの普及促進事業

これらの活動を通じて、女性が抱える健康上の悩みをテクノロジーで解決し、より良い社会を築くことを目指しています。

伊藤超短波の歴史と製品

1916年に設立された伊藤超短波は、日本初の医療用大型超短波治療器を開発したパイオニア企業です。以降も、医療から美容、家庭用機器まで幅広い製品を開発してきました。特に物理療法においては、低周波や超音波技術を駆使した製品を展開しており、医療関係者だけでなく一般家庭向けの製品も提供しています。

今後も伊藤超短波は、女性特有の健康問題に関し、さらなる研究開発を進めるとともに、協会との連携を深めていくことで、物理療法を日常的に取り入れた新たな健康管理の形を提案していく所存です。