地域を活性化する新たなデジタルサービス
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社が、地域振興を目的とした「デジタルインセンティブサービス」の提供を開始しました。このサービスは、ゲーミフィケーションを取り入れた新しい体験型キャンペーンの促進を行い、利用者の参加意欲を引き出します。
デジタル参画の新時代
現在、地域や商業施設における集客手段として、デジタル施策の重要性が増しています。従来のスタンプカードやレシートといった紙媒体に代わり、多くの自治体や企業がデジタル化を進めている中、ネオスのこのサービスは、ユーザーが「訪れる・体験する・購入する」といった行動を楽しみながら行える仕組みを提供します。
主な機能紹介
本サービスの特徴は、APIによる柔軟な導入が可能な点です。以下の機能を通じて、ユーザー参加型施策を手軽に展開できます。
- - ミッション管理: チェックインやスタンプラリーなど、様々な条件のミッションを設定し、管理できる。
- - インセンティブ管理: ミッションを達成したユーザーに、自動でクーポンやポイント、バッジなどの報酬が付与される。
- - クーポン管理: ユーザーへのクーポン配信や利用状況の管理が行える。
- - ポイント交換: 収集したポイントをクーポンや商品券に交換可能。
- - 運用支援: ミッション管理やキャンペーン、インセンティブの可視化まで一貫したサポートを提供。
導入事例と期待される効果
このサービスは、2025年に開業予定の神戸市の新アリーナを基にした、「TOTTEI KOBE公式アプリ」に組み込まれています。このアプリは地域の体験価値を高めることを目的に、デジタルスタンプラリーやミッション機能を通じた参加型施策の促進に寄与しています。
近い将来、自治体や観光アプリとの連携を図り、ユーザーが街を回遊しやすくするキャンペーンを展開することが予定されています。また、大型モールや飲食店での共同販促キャンペーンとしての活用も見込まれています。
ネオスとテクミラホールディングスのご紹介
ネオスは、情報通信サービス、およびソフトウェア開発に特化した企業で、テクミラホールディングスはライフデザインやAI・クラウド事業にも力を入れています。地域や市民の生活を豊かにするためのデジタル技術を積極的に導入し、ユーザーの生活をより便利に、楽しくすることを目指しています。
以上のように、デジタルインセンティブサービスは、地域の活性化と住民の参加を通じ、新たな価値を提供する重要な施策として期待されています。