愛知県豊橋市に本店を構える老舗和菓子店、株式会社お亀堂は、夜空の花火を表現した上生菓子『打上花火』を7月より期間限定で販売開始しました。
『打上花火』は、藍色に染めた道明寺羹と透き通る錦玉羹に、色とりどりの銀箔や金箔を散りばめた、見た目も華やかな和菓子です。道明寺羹の柔らかな食感と錦玉羹のシャリシャリとした食感が対照的で、口の中で楽しい食感の変化を楽しめます。
開発の背景には、新型コロナウイルスの影響で各地の花火大会が中止になったという苦渋の経験があります。お亀堂では、夏の風物詩である花火大会が中止になったことで、多くの人が寂しさを感じていることに心を痛め、和菓子を通して少しでも夏の思い出を味わってもらいたいという思いから『打上花火』を考案しました。
『打上花火』は、オンラインショップでは7月より、東三河のお亀堂直営店では8月より販売開始。価格は500円です。
お亀堂は、創業から70年以上、伝統を守りながらも常に新しい挑戦を続ける和菓子店です。四季折々の美しい和菓子を作り続け、地域の人々に愛され続けています。
今年の夏は、お亀堂の『打上花火』で、夜空に打ち上がる花火の美しさと、夏の風情を味わってみてはいかがでしょうか。