六瀬中跡地に新学校
2024-07-05 12:04:12

旧六瀬中学校跡地活用、NPO法人コクレオの森が優先交渉者に!「自分らしさを生きる」新学校誕生へ

廃校跡地に「自分らしさを生きる」新学校誕生へ - NPO法人コクレオの森が旧六瀬中学校跡地活用事業で優先交渉者に -



兵庫県猪名川町にある旧六瀬中学校跡地活用事業で、NPO法人コクレオの森が優先交渉者に選定されました。同団体は、学校法人あけぼの学園と共に、2022年に閉校した六瀬中学校跡地に「自分らしさを生きる」ことを重視した新しい学校を設立する計画を進めています。

この計画は、廃校を活用した私立学校の設立を通じて、教育移住を促進し、地域活性化を目指しています。近年、廃校を活用した地域活性化の事例は増加しており、猪名川町でも新たな雇用を生み出し、地域経済の活性化に貢献することが期待されています。

なぜ「自分らしさを生きる」学校が必要なのか?



コクレオの森は、文部科学省の調査結果から、日本の教育における課題を指摘しています。調査によると、2023年の小・中学校における不登校児童生徒数は過去最多の29万9048人に達しました。

同団体は、不登校の増加要因の一つとして、日本の教育が画一的で暗記中心である点を挙げています。こうした教育では、子どもたちは受け身になり、学ぶ意欲が低下し、自分の考えを持つことが難しくなってしまうと指摘しています。

コクレオの森は、2004年から大阪府箕面市でオルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」を運営しており、約70人の小中学生が学んでいます。同校への入学希望者は約100人に達し、約40%の家族が教育移住のために箕面市に移住していることから、教育移住のニーズの高まりを感じています。

新学校で実現する「学校を中心とした住み続けられるまちづくり」



コクレオの森は、猪名川町に新たな学校を設立することで、自然豊かな環境の中で、子どもたちが主体性を育む教育を提供することを目指しています。特徴的な教育内容と地域との連携を通じて、教育移住者の増加と地域の活性化に貢献したいと考えています。

具体的な事業計画では、学校施設の改修を行い、地域交流スペースやミーティングルームなどを設置する予定です。また、空き教室を活用し、地域住民との交流を促進するためのプログラムも企画されています。

さらに、地域コーディネーターを配置することで、地域住民と学校をつなぐ役割を担い、地域ニーズに合わせた学校施設の開放や地域活性化に向けた取り組みを推進します。

地域と学校が連携し、共に発展する未来へ



コクレオの森は、新学校設立を通じて、地域住民と学校が連携し、共に発展する持続可能なまちづくりを目指しています。自然豊かな猪名川町で、子どもたちが自分らしく生き、周囲の人と協力し、地域社会に貢献できる人材を育成していくことを目指しています。

事業者紹介



NPO法人コクレオの森

「誰もが自分らしく生きられる社会」、「平和で持続可能な社会」を創ることを目指し、オルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」を運営しています。

学校法人あけぼの学園

1953年より大阪府豊中市を中心に幼稚園などの幼児教育を実施しており、「認知的能力」だけでなく、「非認知的能力」の育成を重視した保育を実践しています。

問い合わせ先



認定NPO法人コクレオの森(箕面こどもの森学園)

TEL&FAX: 072-735-7676

メール: [email protected]

HP: http://cokreono-mori.com/


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