京都市で猫と共存の未来
2025-08-08 09:40:17

京都市の猫の問題解決を目指す「ねこから目線。」の新たな取り組み

京都市の新たな取り組み



「ねこから目線。」は、京都市にて推進される「多頭飼育崩壊防止のための避妊・去勢手術事業」に支援企業として選ばれました。この事業は、飼い主の生活困窮や社会的孤立から生じる多頭飼育崩壊問題に対し、避妊・去勢手術を無償で提供することを目的としています。

企業紹介と背景



ねこから目線株式会社は、2018年に設立された「ノラ猫・保護猫専門のお手伝い屋さん」であり、現在の代表取締役は小池英梨子氏です。彼女は対人援助学を学び、猫の問題を人の問題として捉えるアプローチをもとに会社を立ち上げました。この企業の主な目的は、猫による殺処分のゼロを目指すことです。

事業への参加の意義



京都市が立ち上げたこの事業は、「猫の問題は、人の問題でしかない」という考え方に基づき、社会課題の解決を目指しています。多頭飼育崩壊は、動物福祉だけでなく地域の生活環境にも影響を及ぼします。市は、この事業を通じて不必要な繁殖を抑制し、深刻な問題を前もって防ぐ重要なステップだと位置づけています。

地域との連携



ねこから目線は、毎年1,000匹以上の猫を捕獲する実績を持っており、その経験が評価されて事業のパートナーとして選ばれました。小池代表は、「多頭飼育崩壊は非常に複雑な社会課題であり、生活福祉や高齢者福祉など多くの施策が関わります。この課題解決に貢献できることに感謝しています。」と述べています。

未来への展望



この事業に参加することは、ねこから目線の理念を実践するための大きな意味を持ちます。京都市では、より良い環境で多くの猫とその飼い主が生活できるよう取り組んでいく意向です。小池代表は、「一匹でも多くの猫、一つでも多くの家族がより幸せに暮らせるよう、全力で努めます」と意気込んでいます。

今後も、地域の動物愛護団体や社会福祉機関と密に連携し、動物と人が共生する豊かな社会の実現を目指します。


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会社情報

会社名
ねこから目線株式会社
住所
電話番号

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