Queueが資金調達
2019-12-11 09:00:36
技術者集団Queueが7,000万円調達しイノベーションを加速!
株式会社Queueは、東京大学の工学部出身のメンバーによって設立された技術者集団であり、ソフトウェア開発者やコンピュータサイエンスの研究者が集まっています。
同社は、スタートアップとして独自技術の開発に取り組む一方で、特に企業におけるイノベーションの創出と実現を支援するパートナーとしての役割を果たしています。これまでに、東大病院との共同研究開発を行い、医学とAIの融合分野においても論文を発表するなど、確固たる実績を持っています。
イノベーションデバイドへのアプローチ
現在、テクノロジーの進化により、イノベーションは進んでいますが、解決策がまだ見つかっていない領域と、既に溢れている領域との間に「イノベーションデバイド」と呼ばれる格差が存在します。Queueは、アイデアが実現せずに消えてしまう現状を憂い、「情報技術を用いてアイデアが報われる社会を作り上げたい」とする強い思いから、各企業のイノベーターたちとのコラボレーションを進めています。
R&DサービスとSaaSの提供
Queueは、時間課金制のR&Dアウトソーシングサービス「R&Dサービス」と、二つのSaaS製品を提供しています。R&Dサービスは、企業の専門分野から機械学習、ウェブ技術まで多様な領域をカバーし、各業界に新しいイノベーションを生み出すためのものです。
並行して提供されるSaaS製品には、「SUNRYSE.」と「blue assistant」があります。これらのサービスは、イノベーションの創出を効率的にサポートします。
SUNRYSE.とは
「SUNRYSE.」は、世界中のスタートアップや研究開発の情報を集約したデータベースです。50カ国以上にわたる300以上のスタートアップ事例を分析し、サービス内容やビジネスモデルを多角的に評価。さらに、チーム内でイノベーションの事例を迅速に共有し、コメントできる機能も搭載しているため、組織内部でのシナジーを生み出すことが可能です。
blue assistantの活用
一方、製造業向けに開発された「blue assistant」は、図面検索を画像を用いて行えるソフトウェアサービスです。独自に開発された類似度検索エンジンを活用し、過去の図面を瞬時に検索することができるため、業務効率の向上が期待できます。これにより、エンジニアはよりクリエイティブな業務に専念でき、若手技術者の育成にも寄与しています。
まとめ
Queueは、2023年に約7,000万円の資金調達を完了したことを受けて、今後ますます成長と革新を目指しています。テクノロジーを活用したイノベーションの創出に迫る同社の取り組みが、企業や社会にどのような変化をもたらすか大いに期待されます。今後の活動に注目が集まる中、Queueは「アイデアが報われる社会」の実現に向けて邁進していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社Queue
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷1丁目22−10 第二東邦ビル 4F
- 電話番号
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03-6407-9982