小倉の壁画アート
2025-06-09 10:44:17

小倉の新名所「コクラワー」誕生!壁画アートで地域再生

小倉に誕生する「コクラワー」壁画アート



2025年6月29日、北九州市小倉北区の魚町銀天街・魚町みらい広場にて、新たな壁画アート「コクラワー」が公開される。このプロジェクトは、火災で打撃を受けた魚町銀天街の復興を目指しており、芸術家イナタカユキ氏が手掛ける。アートの全貌は、高さ7メートル、幅20メートルの大きさで、北九州最大級のミューラルアートとして注目を集めている。

魚町銀天街の歴史と復興の物語



魚町銀天街は、戦後の復興期から小倉の中心地として栄え、地域文化の象徴となってきた。しかし、2024年に発生した火災は商業エリアに大きな影響を及ぼし、多くの歴史や思い出が失われた。その後、地域住民や関係者の努力によって、少しずつ人々が街に戻り、商店街は再生に向けた歩みを始めている。

今回の壁画アート「コクラワー」は、単なる物理的再建だけでなく、新しい価値や風景を創出することを目的としている。アートがもたらす新たな視点は、この地域のさらなる発展への希望となると期待されている。

「コクラワー」の名称に込められた願い



「コクラワー」という名称は、地名「小倉」と「花(フラワー)」を融合させた造語である。花は愛や想いを伝える象徴であり、このプロジェクトでは、住民や訪れる人々の心に希望や記憶の断片を届けたいという思いが込められている。

アート制作は、イナタカユキ氏が数週間小倉に滞在し、街の雰囲気や人々との交流を通じて丁寧に行われる。アートには、多様な花々が描かれ、これが小倉の街を表現するものとなるだろう。

芸術家のクリエイティブな思想



イナタカユキ氏は、花を”人”として捉えて描くことにこだわりがある。彼は「それぞれの花は独自の個性を持っているが、共に集まることで美しい風景が生まれる。これは商店街や街の人々にも当てはまる」と語る。また、色や形が異なる花々が調和しながらひとつの風景を作り出す様子は、多様な人々が共生する小倉そのものであると示唆している。

プロデューサーのビジョン



この壁画は、ただのアートに留まらず、新しい商業的価値を創出する試みでもある。将来的には、このアートが小倉を象徴するアイコンとなり、地域経済に新たな息吹を与えることを期待されている。プロデューサーのワダケンジ氏は、壁画を通じて「新しい日常をここで紡ぎ出してほしい」と語る。何気ない日常が、この場所での思い出となり、小倉の新たな記憶を刻んでいくことを目指している。

展示情報



このミューラルアートの公開日は2025年6月29日(日)、入場は無料で、13時からささやかな披露イベントも予定されている。天候や制作状況によっては、公開日の延期もあり得るため、訪れる際には事前に情報の確認が必要である。小倉の新たな風景、「コクラワー」をぜひその目で見に訪れてほしい。

魚町銀天街は、かつての栄光を取り戻しつつあります。この夏、小倉で新しい物語が開かれ、再び希望の花が咲く日を心待ちにしています。


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会社情報

会社名
株式会社陶器の戸田
住所
福岡県北九州市小倉北区弁天町5-2南小倉駅前ビル801
電話番号
093-967-6917

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