ABEMAの2025年振り返り
『ABEMA』が2025年のコンテンツや視聴傾向をまとめた「数字で振り返る ABEMA 2025」を発表しました。特に心を惹かれるのは、総合番組ランキングの首位を獲得した『今日、好きになりました。』シリーズです。この人気恋愛リアリティーショーは、女子中高生の絶大な支持を得ており、全8シリーズが放送された今年は、その中でも『夏休み編2025』が視聴者数の最高記録を更新しました。
ABEMAの成長と視聴者数の推移
ABEMAは開局以来、視聴者数が着実に増加しており、2025年には最大で約3000万人に達しました。特にオリジナルのバラエティや恋愛リアリティーショーが注目を集めており、週間視聴者数は前年の倍に達しました。『今日好き』シリーズの番組認知度も約9割に上り、若者文化の一部として定着しています。視聴者からは新たなトレンドや流行語が生まれ、若者のライフスタイルに寄り添ったコンテンツとなっています。
主要番組のランキングと注目ポイント
2025年の総合ランキングでは、2位にメジャーリーグ(MLB)がランクインしました。今年は485試合を生中継し、大谷翔平選手の華麗なプレーが話題となりました。3位には新たなお笑いバラエティ『愛のハイエナ』が登場。人間の欲望をテーマにしたこの番組は、視聴者を引き込む作品として評価されています。続いて、千鳥がMCの『チャンスの時間』、大人気アニメ『薬屋のひとりごと』が、それぞれ4位と5位を獲得。
都道府県別視聴ランキングと視聴傾向
ABEMAが初めて公開した都道府県別視聴ランキングでは、東京都や大阪府といった主要都市が上位に名を連ねましたが、1人当たりの視聴数では青森県が1位となりました。このことから、地方でもABEMAのコンテンツが積極的に視聴されていることがわかります。特に富山県ではアニメの視聴が多く、地上波よりも早くアクセス可能なABEMAの特性が活かされています。
SNS視聴数の驚異的な成長
2025年には、ABEMAの番組関連のSNS動画総再生数が100億回を越えました。こちらのランキングでも『今日好き』シリーズが堂々の首位を獲得。さらに、人気インフルエンサーが共同生活をしながら競い合う『HASHTAG HOUSE』や夜のニュース番組『ABEMA Prime』も高評価を得ています。
ABEMAオリジナルドラマの評価
ABEMAオリジナルドラマも高い評価を受けており、2025年に配信された『警視庁麻薬取締課 MOGURA』や『死ぬほど愛して』は、視聴数やSNSでの反響からも人気が窺えます。特に、『死ぬほど愛して』は成宮寛貴が主演を務め、その魅力的な演技が話題になりました。
年末年始の計画と未来への展望
年末年始も、ABEMAでは様々なイベントが予定されています。『日本アニメトレンド大賞2025』や『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』など、豊富なラインナップが視聴者を楽しませること間違いなしです。
2026年には開局10周年を迎え、さらなるコンテンツの拡充を目指しています。視聴者は新たな楽しみを期待しつつ、ABEMAの進化を見守ることができるでしょう。