新たな音楽の楽しみ方を提案する「Merry Echoes」
北海道札幌市手稲区に、音楽レンタルスタジオとクリエイティブスペースの融合を果たした「Merry Echoes(メリーエコーズ)」がオープンしました。この施設の代表を務めるのは音楽療法士の野田裕美子さん。
彼女は自身の音楽療法の経験や歌唱奉納を通じて「音楽は受け身で聴くものではなく、相互に響き合い影響を与え合うもの」との認識を深めてきました。その思いをもとに、年齢や経験、ジャンルを超えて誰もが気軽に音楽を楽しめる場を作りたいという夢から「Merry Echoes」が誕生したのです。
音楽を楽しむ自由な空間
「Merry Echoes」では、リハーサルや音楽録音、配信などが行える「ピアノスペース」が用意されており、最大10名程度まで利用できる木の温もりあふれる空間が広がっています。ここでは、グランドピアノが常設され、リハーサルからコンサート、さらにはワークショップやホームパーティーまで、様々な使い方ができます。
また、少人数向けのピアノスペースに加え、キッチン付きのマルチスペースや最大35名収容可能なフルスペースも完備されています。これにより、利用者は用途や人数に応じた柔軟なスペース選びができ、思い思いの音楽と創造的な活動を楽める環境が整っています。
響きを大切にした設計
「小規模でも、ちゃんと良い音や環境を提供したい」ということで設計されたこのスタジオでは、YAMAHA製のグランドピアノが優れた響きを持つように設計されています。木のぬくもりと吹き抜けによる自然な響きが特徴で、少人数から大規模なイベントまで対応可能です。
具体的には、リハーサルや弾き合い会、音楽配信、料理やアートの体験型ワークショップ、さらにはホームパーティーなど多様な可能性があります。会場の空間は開放感に溢れ、楽器の演奏のみならず、撮影や録音にも適した環境を提供しています。
ピアノへのこだわりとコミュニティの形成
野田さんは、音楽を通じて人々が交流し、新たな音楽文化を育むことも目指しています。特にコロナ禍によって音楽の楽しみ方が変わる中、音楽療法士として得た知見を生かし、多くの人々が生の音楽を暮らしに取り入れる機会を提供したいと考えています。地域の音楽愛好家やミュージシャンとのコラボイベントも計画されており、利用者が音楽を通じてどのように繋がり、新たな創造力を発揮できるのかを探っていく姿勢が感じられます。
「MerryEchoes」の未来
今後、地域との連携を強化し、札幌で行われるコンクールとのコラボレーションを増やしていく計画がある他、音楽配信や料理配信など多様な利用方法を提案することも考えています。また、体験型ワークショップや海外からの利用者促進のために、英語ページを追加したHPのリニューアルも予定しています。
新しい形で音楽を楽しむ場所としての「Merry Echoes」は、ぜひ訪れてみたいひと時を提供してくれることでしょう。音楽が持つ力を感じながら、自らの表現を楽しむことができるこのスペースは、訪問者一人一人が主役となれる特別な場所です。